プレスリリース

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浜岡原子力発電所 廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)地下2階における放射性物質を含む堆積物の確認に関する原因と対策について

2017年11月20日
中部電力株式会社

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当社は、2017年5月2日に発生した浜岡原子力発電所廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)地下2階において放射性物質を含む堆積物を確認した事象について、原因を調査し対策をとりまとめましたので、お知らせします。

なお、本日、とりまとめた結果について原子力規制委員会に報告書を提出しました。

調査の結果、確認した放射性物質を含む堆積物は、排水系配管内に堆積していた粒状樹脂が部屋間の差圧による配管内の空気の流れによって、排水枡から噴き上がり床面に広がったものと推定しました。

排水系配管内に粒状樹脂が堆積していた原因は、粒状樹脂の処理工程が設備の異常により停止した際に、異常時の処置を定めて対応すべきところ、異常時に適用できない通常時の運転操作手順書で対応したことにより、粒状樹脂を多く含む廃液をタンクから排水系配管に排水したことによるものでした。

このため、異常時の対応を明確化するとともに、教育・訓練を実施することで再発防止の徹底を図ってまいります。さらに、当該タンクから排水系配管に排水されることがないよう、排水弁を常時閉状態とする運用とします。

【これまでの公表状況】

  • 浜岡原子力発電所 廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)地下2階における放射性物質を含む堆積物の確認について(2017年5月2日公表
  • 浜岡原子力発電所 廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)地下2階における放射性物質を含む堆積物の確認に関する報告書の提出について(2017年5月12日公表)[PDF:104KB]

別紙

以上

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