プレスリリース

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タイ王国におけるIoTを活用したコンプレッサ最適運用サービスの開発・実証事業の開始について

2019年10月10日
中部電力株式会社

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当社は、タイ王国(以下「タイ」)において、新たなエネルギーソリューションサービスを展開するために、環境省の補助事業である「2019年度(平成31年度)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(コ・イノベーションによる途上国向け低炭素技術創出・普及事業)」に申請していました。本日、補助金の執行団体である公益財団法人地球環境センターより交付決定を受け、IoTを活用したコンプレッサ最適運用サービスの実現を目指し、開発・実証事業を開始しますので、お知らせいたします。

本事業は、日本国内で実績のあるコンプレッサIoT最適運用サービス(注1)をタイで展開することを目指して実施するもので、日本で使用しているIoTデバイスをリノベーションし、タイの工場等に設置したうえで、タイ・日本間での通信試験や、現地設備管理者へのコンプレッサ・省エネルギー(以下「省エネ」)に関する教育等を行います。

タイ政府は、省エネを推進するため、2036年までにエネルギー消費原単位を2010年比で30%削減する計画を発表しています。この政策により、タイの製造業において、省エネに対するニーズが非常に高まっています。

当社は、これまで実施してきた海外省エネサポートサービス(注2)に加え、コンプレッサIoT最適運用サービスを新たに展開することで、タイでの省エネ・CO2削減を推進し、低炭素社会の実現やSDGsへの貢献に努めてまいります。

(注1)コンプレッサIoT最適運用サービス

コンプレッサにIoTデバイスを設置し、クラウド上にアップロードされるデータを分析し、運用最適化を提案することにより省エネ・CO2削減を図るサービス

(注2)海外省エネサポートサービス

当社と電気需給契約を締結していただいているお客さまの海外工場の現場調査、データ計測を行い、省エネの提案をするサービス

別紙

以上

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