その他の記者会見 平成20年7度 電事連・三田社長記者会見

2008年7月18日

中部電力株式会社

本日、私からは、

  • 中部地域の電力需要の動向
  • この夏の電力需要状況

について、お話させていただきます。

中部地域の電力需要の動向

  • まず最初に「中部地域の電力需要の動向」についてお話させていただきます。
  • 「資料1」大口電力の産業別販売電力量の対前年増加率(確報)、および「資料2」平成20年6月分電灯・電力需要実績(速報)をご覧ください。
  • 大口のお客さまへの販売電力量は、今年1~5月までの累計で対前年比プラス4.1%、足下の5月実績でも対前年比プラス3.2%と34ヶ月連続で増加するなど、これまで堅調に推移してきました。
  • 中部地域は「ものづくり」が盛んであり、業種別では「機械」が約4割のシェアを占めていることが大きな特徴です。
  • 「機械」には、自動車関連、デジタル家電向け液晶や半導体関連などがありますが、いずれもその生産活動が素材型など他の産業にも影響を及ぼす裾野の広い産業であります。
  • 中部地域の産業を牽引する「機械」は、今年1~5月までの累計で対前年比プラス6.7%と堅調に推移し、大口のお客さまへの販売電力量全体の伸びに寄与してきました。
  • なお、速報値であるため詳細は分析中ですが、6月の大口のお客さまへの販売電力量は、マイナス0.4%と前年割れを記録したものの、「機械」については、対前年比プラス1.3%となっています。
  •  大口のお客さまへの販売電力量は、お客さまが所有する自家用発電機の稼働状況等によっても変動します。

  • したがって、景気の影響度合いを図るには、もうしばらく様子を見る必要があると考えています。
  •  ただし、中部地域においても、原材料価格の高騰などから、景気の先行きを懸念する声が、一層高まりつつあることは確かです。

  • 私としても、今後の景気の動向については、より注意深く見守っていきたいと考えています。

この夏の電力需給状況

  • 次に「この夏の電力需給状況」についてお話させていただきます。
  • そろそろ梅雨明けの時期ですが、名古屋もまだまだ蒸し暑い毎日が続いており、本格的な夏の到来が待ち遠しいところです。
  • 当社のこの夏の最大電力は、2,786万kW程度と想定しており、昨日までの実績でございますが、昨日、7月17日に2,668万kWを記録しております。
  • 供給面では、7月15日、LNGを燃料とする新名古屋火力発電所8号系列の3軸目が運開しました。

  • 発電所の概要については、「資料3」をご覧ください。
  • 8号系列の出力は153.44万kWで、本年4月以降、4つある軸のうち3つが順次運開しており、この夏の当社の電力供給の大きな柱になると見込んでいます。
  • なお、8号系列は、熱効率が約58%と国内最高水準であり環境面でも優れた特性を有しています。

  • 当社としては、4つの軸全てが運開することにより、当社の年間のCO2排出量の1.5%程度に相当する約100万トンが削減できると見込んでいます。
  • また、浜岡原子力発電所につきましては、1・2号機が定期点検のため停止しておりますが、3号機から5号機は安定的に稼働する予定です。
  • 当社としては、最も暑くなる8月において11.7%の供給予備率を確保できると見ており、今夏を通じてお客さまに安定的に電気をお届けできると考えています。
  • なお、当社では、夏季の気温が1℃あがると、冷房需要の増加により、80万kW程度、電力需要が増加します。
  • 名古屋地方気象台によると、今年の夏も、東海地方の気温は、例年と同等あるいは高くなる確率が高いと見込まれています。
  •  当社としては、設備トラブルなど不測の事態に備え、安定供給に万全を期し、この夏を乗り切ってまいりたいと考えております。

私からは以上でございます。

以上