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その他の記者会見 平成21年10月度 電事連・水野副社長記者会見

2009年10月8日

中部電力株式会社

今朝ほど台風18号が愛知県に上陸をいたしました。当社エリアにおいては、本日午前7時時点で最大約42万戸の停電が発生しております。正午時点の停電戸数は約23万戸となっておりますが、引き続き早期の復旧に向けて全力で取り組んでおります。今回の台風で被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。

当社は、エネルギーを安定供給し、地球環境保全に貢献するために、高効率火力の導入などを進めております。そこで、本日は、その取り組みの具体例として、

  • 上越火力発電所の工事の概要について
  • 燃料関係インフラの整備について

以上の二点について、お話しいたします。

上越火力発電所の工事の概要について

  • 最初に、上越火力発電所の工事の概要についてお話しいたします。
    「資料1」上越火力発電所の概要について
  • 当社は、地元の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、中部地域外として初めての火力発電所となる上越火力発電所を新潟県上越市において建設しております。
  • 上越火力発電所は、燃料に液化天然ガス(LNG)を使用し、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電するコンバインドサイクル発電方式を採用しております。1、2号系列合わせた出力は238万kWで当社の保有する発電設備約3,300万kWの約7%にあたります。また、発電効率は国内最高水準となる57%以上(低位発熱量基準)を見込んでおります。
  • 上越火力発電所1号系列については平成19年3月に着工し、2-1号については平成20年4月に着工しております。平成24年度から平成26年度に順次、営業運転開始を予定しております。
  • 現在、LNGタンクやタービン建屋などの建設工事は計画どおり進んでおり、工事の進捗率は、平成21年9月20日時点で18.7%となっております。
  • 平成24年7月に営業運転開始を予定している1-1号については、明後日10日にもガスタービン据え付け工事を開始する予定であります。
  • また、発電所内には18万立方メートルのLNGタンクを3基建設する予定ですが、来月11月には2基目の屋根浮上を予定しております。
  • 上越火力発電所は、高効率のコンバインドサイクルを採用しており、LNGの使用量は年間60万t程度、CO2排出量は年間160万トン程度削減される見込みであります。
  • 当社は、昨年10月に運転を開始した新名古屋火力発電所8号系列に続き、上越火力発電所の開発を着実に進めることで、火力発電所総合熱効率の一層の向上を図り、発電用燃料の使用量とCO2排出量のさらなる抑制を図ってまいります。

燃料関係インフラの整備について

  • 次に、燃料関係インフラの整備についてお話しいたします。
    「資料2」燃料関係インフラの概要について
  • 当社は、発電電力量全体約1,400億kWhの約45%をLNG火力が占めておりますので、安定的かつ柔軟なLNG調達を支えるために、燃料関係の設備の整備に取り組んでおります。
  • 具体的には、伊勢湾横断ガスパイプラインの敷設、大型船に対応可能なLNG受入桟橋の増強およびLNGタンクの増設を計画しております。
  • まず、伊勢湾横断ガスパイプラインの敷設については、三重県にある当社川越火力発電所および東邦ガス株式会社様の四日市工場と、両社が共同で運用する愛知県にある知多地区LNG基地間を、伊勢湾の海底下をシールドトンネルで横断する計画であります。基地間をパイプラインで接続することにより、基地間のバックアップ体制が整い、柔軟かつ効率的な運用が可能となり、火力発電所への燃料供給の信頼度向上を図ることができます。
  • 平成20年4月に着工し、本年5月にシールド工事を開始しており、平成25年度頃の完工を目指しております。
  • 次に、LNG受入桟橋の増強については、川越火力発電所内および知多地区LNG基地内において、20万立方メートル超級の大型船が接岸可能な桟橋に増強する計画であります。
  • 知多地区LNG基地の桟橋については、本年9月10日に工事を完了し、点検・確認作業を行っており、平成21年度末までに完工予定であります。また、川越火力発電所内の桟橋については、本年度後半に工事開始予定であり、平成22年度末までに完工予定であります。
  • 最後に、LNGタンクの増設については、川越火力発電所内に18万立方メートルのLNGタンクを2基増設する計画で、平成19年12月に着工しており、平成24年頃の完工を目指しております。
  • 当社は、今後も原子力開発や高効率火力の導入など、バランスのとれた最適な電源構成を目指して、設備の形成を進めてまいります。同時に、燃料を安定的かつ経済的に調達するために必要な諸施策を積極的に推進してまいります。
    こうした取り組みを通じて、電力の安定供給を確保し、地球環境保全に貢献をしてまいりたいと考えております

私からは以上であります。

以上