その他の記者会見 平成28年10月度 電事連・社長記者会見

2016年10月21日

中部電力株式会社

  • 本日は、当社の「電気・ガスに関する販売戦略」についてお話しをします。
  • 当社は、電力・ガスシステム改革による事業環境の大きな変化をチャンスと捉え、
    1. 中部エリアのお客さまへの新たなサービス
    2. 首都圏での電気事業の拡大
    3. 家庭用などへのガス販売参入(ガス&パワー)

    を販売戦略の3本柱として、事業領域を拡大し、収益力を 高めることで、厳しい競争に勝ち抜いていく考えです。

販売目標

  • 先ず、電力販売についてです。
  • 中部エリアには600万世帯のお客さまがいらっしゃいますが、引き続き多くのお客さまに当社をお選びいただけるよう努めてまいります。
  • 中部エリア以外については、
    • できるだけ早期に、首都圏で10万件のお客さまの獲得を
    • 2030年時点では首都圏を中心に年間200億kWhを

    短期、長期の目標としています。

  • 一方、ガス販売ですが、来年4月から参入する家庭向けの販売については、2021年度末迄に、東邦ガスの供給エリアにおいて20万件のお客さまの獲得を目指してまいります。
  • また、2030年時点では、中部エリア内外におけるガス・LNG販売の合計で、年間300万トンを目標にしています。

中部エリアでの取り組み

  • 次に電力販売の取り組みについて、中部エリアと首都圏に分けてお話しします。
  • まず、中部エリアです。
  • 当社を育てていただいた中部エリアのお客さまに、引き続き当社をお選びいただけるよう、電気を安価に安定的にお届けすることを前提に、「新しい価値」「地域」「お役立ち」の3つの考えを軸に新たなサービスの提供に努めております。
  • 次に、今年4月から導入した中部エリア向けの料金メニューを紹介いたします。
  • 電気のご使用量に応じたメニューに加え、
    • 暮らしやビジネスに役立つサービスと電気料金がセットになったメニュー
    • お客さまのライフスタイルに合わせたメニュー

    など、お客さまのニーズを反映した8種類の料金プランを用意しております。

  • 当社は、ご家庭向けの様々なサービスを、WEB会員サービス「カテエネ」を通じて展開しています。
  • 「カテエネ」では、HPの閲覧やアンケートなどによりポイントをお貯めいただき、そのポイントで電気料金の支払いや、提携先のポイントへ交換することができます。
  • 「カテエネ」では他にも、地域のお買い物情報や、電気の利用状況を家族構成の似た家庭と比較できるレポートなど、お客さまの暮らしにお役立ていただけるサービスをお届けしています。
  • 現在、「カテエネ」には、150万会員のお客さまにご登録いただいており、今年度の200万会員達成に向け、お客さまのニーズにお応えするサービスを提供してまいります。
  • 次に、当社が提携しているパートナー企業を紹介いたします。
  • パートナー企業は、通信会社、金融機関、家電量販店など多数の業種に広がり、これまでに50社に達しております。
  • おかげさまで、中部エリアで4月から導入した料金メニューには、これまで約96万件のお申し込みをいただいており、当社として手応えを感じています。
  • ただし、お客さまの中には様子見をされている方が多くいらっしゃるものと考えており、中部エリアにおける競争は、今後、厳しくなるとみております。
  • 当社は、引き続き、お客さまのニーズをしっかり捉え、付加価値の高いサービスを提供していくことで、「品質」 「価格」に「サービス」を加えたトータルで、お客さまにご評価いただき厳しい競争を勝ち抜いていく考えであります。

首都圏での取り組み

  • 次に、首都圏での取り組みについてお話しします。
  • 首都圏のご家庭や小口業務用の電力販売では、
    • 当社による直接販売
    • ダイヤモンドパワーによる電力卸販売
    • パートナー企業による斡旋・販売

    など様々なルートを活用し、事業展開をしています。

  • 首都圏では、ご家庭を中心に約18,000件の申込みをいただいております。
  • ダイヤモンドパワーは、当社の首都圏販売戦略の中で重要な役割を担っており、都市ガス事業者12社へのご家庭・小口業務用電力の卸販売のほか、
    • オフィスビル・商業施設・学校など業務用電力の販売
    • 中部電力グループの「シーエナジー」への電力卸販売

    を展開しております。

  • 首都圏は、市場規模が大きく、成長性が高いマーケットであることから、多数の事業者が首都圏での電力販売を展開しており、競争は大変厳しいものと認識しています。
  • 当社は4月に導入した首都圏向けの料金メニューを、8月に、基本料金、電力量料金とも東京電力の従量電灯契約より安い料金水準とし、電気の使用量に関わらずメリットが出る、比較しやすいメニューに刷新しました。
  • 繰り返しになりますが、首都圏での電力販売は厳しい状況であります。
  • できるだけ早い時期に首都圏で10万件のお客さまを獲得できるよう、中部電力グループの総力を挙げて取り組んでまいります。

ガス小売自由化

  • 次に、当社のガス販売の取り組みについてお話しします。
  • 当社は、ガス販売を2001年に開始し、主に工場への販売量が順調に伸び、当社のガス販売量は2015年度実績で97万トンに達しています。
  • 一方、LNG調達に関しては、2016年7月に、当社と東京電力の燃料調達部門をJERAに統合することで、LNGを経済的に、柔軟に、安定して調達できる体制を整えました。
  • 当社は、来年4月から始まるガス小売り全面自由化を、ガス市場におけるシェア拡大の絶好の機会と捉え、家庭用および飲食店などの小口業務用のガス販売事業に参入することとし、先月、ガス小売事業登録の申請を実施しました。
  • 先ずは愛知・三重・岐阜県の東邦ガス供給エリアにいらっしゃる約230万口のお客さまを対象に、5年間で20万口のお客さま獲得を目指してまいります。
  • 当社は、ご家庭へのガス販売については新規参入者として販売面、保安面でのレベルアップを図り、お客さまにご満足いただける価格、サービスを提供し、ご期待に応えてまいります。
  • 来年4月に向け、現在は、安価で分かりやすいガス料金メニューなどを検討しており、来年1月に料金メニューの公表するとともに、申込みの受付を始める予定です。

総まとめ

  • 当社は、「一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」として、電力・ガスともに、期待を超えるサービスを他社に先駆けてお客さまにお届けすることに努めてまいります。私からは以上でございます。

以上