定例記者会見

定例記者会見

平成22年1月度定例記者会見

2010年01月29日
中部電力株式会社

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今年最初の定例会見でございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日、私からは、

  • 平成21年度 第3四半期決算について
  • 平成23年度定期採用計画および平成22年度随時採用計画について

以上の二点について、お話しいたします。

平成21年度 第3四半期決算について

(第3四半期の決算概要)

  • 最初に、平成21年度第3四半期の決算についてお話しいたします。
    資料1「平成21年度 第3四半期決算について」
  • 売上高につきましては、電気事業におきまして、販売電力量の減少などにより電灯電力料が減少したことに加え、その他事業におきましても売上が減少したことから、「減収」となりました。
  • 一方、経常利益につきましては、電気事業におきまして、販売電力量の減少や原子力発電量の減少などの収支悪化要因はありましたが、燃料価格の低下などによりまして、「増益」となりました。
  • この結果、連結決算・個別決算ともに「減収増益」となりました。

(平成21年度の収支見通し)

  • 次に、通期の見通しについてお話しいたします。
  • 販売電力量につきましては、前回予想と同じく、1,235億kWhと想定しております。
  • また、浜岡原子力発電所5号機の停止期間の延長による原子力利用率の低下はありますが、最近の動向を踏まえまして、為替レートを円高に見直したことなどから、前回、公表いたしました業績予想値は、変更しておりません。
  • この結果、連結決算・個別決算ともに「減収増益」を見込んでおります。
  • 販売電力量は依然として低い水準にとどまり、燃料価格や為替の先行きも不透明であるなど、当社を取り巻く環境は、厳しい状況が続くと考えております。
  • 当社としましては、コスト削減を確実に継続し、同時に、より効率的な事業運営に努めてまいります。
    そのために、「品質を保って引き継ぐべき事柄」と、「これまでの考え方、やり方を根本的に変えるべき事柄」を見極め、業務改善を進めて、生産性の向上を図ってまいります。
  • 私自身も、どんどん社内の議論に飛び込んで、業務の効率化への取組みが活性化するように支援してまいりたいと考えております。

採用計画について

  • 次に、「採用計画」についてお話いたします。
    資料2「平成23年度定期採用計画および平成22年度随時採用計画について」
  • 電力の安定供給を果たすためには、
    ・長期的な見通しを踏まえて、計画的に設備を形成すること
    ・その設備を健全に保ち、工夫を凝らしてさらに改善していくこと
    が最も重要であります。
  • そのためには、当社が長年にわたり磨き上げてきた技術と技能を、高いレベルで引き継ぎ、更に向上させるように人材を、継続して育成することが大切となります。
  • あわせて、社会や経済の変化が激しさを増すなか、変化を好機と捉えて、豊かな創造力と高い「志」をもって、未来を切り拓いていく人材が、不可欠であります。
  • そこで、将来を担う若く優秀な人材を、継続して獲得するために平成23年度につきましては、540人の定期採用を行うことといたしました。
    採用計画数は、前年度の計画と同数でございます。
  • また、当社は、高度で専門的な知識と見識を持ち、即戦力となる人材を、随時、採用いたしております。
    平成22年度におきましては、販売や燃料、国際事業等の分野を対象といたしまして、前年度に引き続き、10人程度の随時採用を実施いたします。
  • 企業にとって、人は事業活動を支える大黒柱であり、重要な経営資源であります。
    したがって、人材の育成には特に重きを置いております。
  • 新しく入社される若い人材に対しましては、当社の技術と技能、および実務の知識のみならず、公益を担う電気事業を通じて、中部地域の発展と人々の暮らしを支えるという「志」を、しっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

私からは以上でございます。



以上

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