定例記者会見

定例記者会見

平成22年4月度定例記者会見 三田社長挨拶

2010年04月28日
中部電力株式会社

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私からは、

  • 業務執行体制における人事

についてお話しいたします。

業務執行体制における人事について

  • ご案内のとおり、当社は、経営環境の激しい変化に的確かつ柔軟に対応できる、より強い企業グループをつくっていくために、このたびトップ交代を決定いたしました。
  • 変化への対応は決して容易なことではありませんが、私自身は企業が成長していくチャンスと考えております。
  • 変化の時代を前向きにとらえ、失敗を恐れず挑戦し続けることが成長への大きな力になると確信しております。
  • 私はこれまで、「現場力」の向上に力を注ぐとともに、常に、長期的なビジョンを描きながら改革、改善を進めてまいりました。
  • 今後は水野新社長の陣頭指揮のもとでさらに改革のスピードを上げ、諸課題に積極的かつ果敢に対応できる執行体制をつくっていく必要があると考えております。
  • こうした点を踏まえ、今回の人事にあたっては、次の三つの点に留意いたしました。
  • 1つ目は、変化の激しい時代に挑戦し続ける強い組織づくりであります。
  • 企業にとって最も大切な経営資源は「人財」であります。
  • 事業運営の「現場」を担う従業員一人ひとりの能力・資質を最大限発揮させることができるかどうかが、強い企業づくりに向けての重要なポイントになると思います。
  • 従業員のモチベーションを高め、困難に立ち向かっていく意欲を喚起することが組織の力になると考えており、部門のトップに課せられた役割は大変大きいものがあります。
  • このような視点から、本部長・統括、部門の長のいずれも、それぞれの分野の実務に精通し、リーダーシップ、戦略性、実行力を兼ね備えた人材を配置いたします。
  • 2つ目は経営課題への対応であります。
  • 電気を中心とした優れたエネルギーサービスを「安定的」かつ「安価」にお届することは、公益事業者としての変わらぬ使命であります。
  • とりわけ、エネルギーの安定供給と地球環境保全を両立することは、最も重要な課題であり、当社はその実現に向けて、安全の確保を最優先に原子力発電を一層推進していく必要があります。
  • まずは、既存の発電所の利用率を高めるとともに浜岡リプレース計画を地元の皆さまのご理解をいただきながら着実に進め、さらには新規原子力開発に向けて全力を傾注していかなければなりません。
  • これらを踏まえ、発電本部長を原子力出身の副社長とし、万全の体制で臨みます。
  • また、環境・立地本部長についても引き続き副社長が担当いたします。
  • このほか、資源をめぐる国際的な競争が激化する中で、燃料調達における安定性、柔軟性、経済性を確保することがますます重要になっていることから、燃料部の統括を専務といたします。
  • 3つ目はスピーディーな経営と若手の抜擢であります。
  • 地球環境問題やエネルギー間競争の激化など喫緊の課題に迅速に対応するため、取締役15名のうち、具体的な業務執行は水野社長はじめ11名の取締役で担当し、これまで以上にスピーディーな経営を目指してまいります。
  • また、昨年に引き続き、部門の長などに機動力のある若手を登用いたします。
  • 役付執行役員、執行役員および参与などの具体的な担当職務については、プレスリリース「役員人事などについて」をご参照いただきたいと存じます。
  • 異動の規模については昨年と比べて小さくなっていますが、当社が持続的に成長していく上で最適の布陣と考えており、新社長のもとで十分に力を発揮していただけるものと期待しております。

私からは以上であります。

プレスリリース



以上

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