定例記者会見

定例記者会見

2010年6月度定例記者会見 三田会長挨拶

2010年06月25日
中部電力株式会社

記事をシェアする

  • 私からは、まず、新しい代表取締役2名、新しい取締役3名をご紹介させていただきます。

新しい取締役の紹介について

  • 新代表取締役、新取締役につきましては、それぞれ本日の株主総会で承認いただき、その担当職務などについては、これに続く本日の取締役会および監査役会で、決定したものであります。
  • まず、新代表取締役でありますが、
    阪口正敏(さかぐち まさとし)でございます。
    次に、
    松原和弘(まつばら かずひろ)でございます。
    両名とも7月1日付で、副社長執行役員に就任の予定であります。
  • 次に、新取締役でありますが、
    勝野哲(かつの さとる)でございます。
    勝野につきましては、7月1日付で、専務執行役員・経営戦略本部長に就任の予定であります。
  • 同じく新取締役の
    野田勝治(のだ かつじ)でございます。
    野田につきましては、7月1日付で、専務執行役員・燃料部、国際事業部、エネルギー事業部統括に就任の予定であります。
  • 同じく新取締役の
    松山彰(まつやま あきら)でございます。
    松山につきましては、7月1日付で、専務執行役員・用地部、電子通信部統括、流通本部長に就任の予定であります。
  • どうぞよろしくお願いいたします。

4年間を振り返って

  • さて、私は、社長就任以来、「絶えざる自己改革」とそれを支える「現場力の強化」を訴えて、各職場を回ってまいりました。
  • 始めは、仕事の不満や悩みを打ち明けられることも少なくありませんでしたが、次第に、建設的な意見の提案が増え、私が、エネルギーをもらうことも多くなりました。
  • 不満や悩みは、現状を何とか改善したい、より良いものを生みだしたいという従業員のエネルギーであり、成長したいという強い意欲の表現だと感じております。その意欲は、問題解決の糸口や新しいアイデアの源泉になると考えます。
    さらに、仕事の目的や重要性を理解して、自分の意志で仕事をやり遂げれば、高い満足感と感激が得られます。
  • 私は、現場力を、次の世代にしっかりと引き継いで、全ての従業員が、お客さまの笑顔を通して、仕事の感激を得て欲しいと願う次第です。
  • また、この4年間は、特に原子力に関わる事柄が、多くありました。浜岡原子力発電所5号機の低圧タービン動翼の損傷に始まり、リプレース計画等についての申し入れ、プルサーマル計画の進展など全てが、重要で印象深い事柄でした。
  • 原子力というと、設備や技術に支えられた巨大な装置産業のイメージが強くあります。
    実際は、地元の皆さま、国や県、地元4市の行政や議会の方々、お客さま、株主の皆さま、メディアの方々、協力会社の方々、従業員など実に多くの方々が、極めて真剣に考えてくださいます。そして、さまざまなご意見やご助言を寄せてくださいます。
    原子力の重要課題に取り組むたびに、私は、そうした情報が見えない財産として原子力の安全や進展に大きく貢献していると痛感いたしました。
  • 私に、頂いた貴重な情報に対しては、心より深く感謝しております。併せて、原子力を進めるには、設備や技術の革新だけでなく、社会全体の理解と後押しという見えない財産の充実が、不可欠であると改めて感じております。
  • 私は、生活信条として感謝の気持ちを表す「おかげさま」という言葉を大切にしております。
    先ほどは、原子力を例にお話ししましたが、あらゆる分野の仕事において、沢山のご意見やご助言を、頂戴しました。
    全ての情報を、「おかげさま」の心を持って、素直に聴くように心掛けてまいりました。
    十分にできていたかどうか、足りない点も多くあったかもしれません。
    私自身は、それを繰り返すことで、貴重なエネルギーや知恵をいただき、道を拓くための選択ができたと感じております。

会長として

  • 私は、本日、代表取締役会長に就任いたしました。
    水野新社長にしっかりとバトンを渡して、私自身は、中部電力グループ全体の舵取りに努めてまいります。
    加えて、今後も「おかげさま」の気持ちをもって、より広い範囲の方々に御世話になりながら、地域の発展に力を尽くしてまいります。
  • 最後に、この場をお借りして、これまで私を支え、励ましてくださった全ての皆さまに、改めて心より厚く御礼を申し上げます。


以上

ページトップへ