定例記者会見

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平成22年度決算発表記者会見

2011年04月28日
中部電力株式会社

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まず、私からは、

  • 平成22年度決算

について、お話しいたします。

平成22年度の決算について

(決算の概要)

  • 売上高につきましては、電気事業において、収入単価の低下はありましたが、販売電力量の増加により電灯電力料が増加したことなどから、「増収」となりました。
  • 一方、経常利益につきましては、電気事業において、販売電力量の増加などの収支向上要因はありましたが、収入単価の低下や燃料価格の上昇などの影響により、「減益」となりました。
  • この結果、連結決算・個別決算ともに「増収減益」となりました。

(連結)

  • 当期の連結決算の収支につきましては、資料1「平成22年度決算について」の2ページをご覧下さい。
  • こちらに記載しておりますとおり、
    売上高は、前期比 4.1%増の2兆3,308億円
    営業利益は、前期比12.9%減の1,742億円
    経常利益は、前期比18.1%減の1,462億円
    当期純利益は、前期比22.1%減の845億円
    となり、平成19年度決算以来、3年ぶりの増収減益決算となりました。

(個別)

  • 次に、中部電力の個別決算でございますが、2ページ下段をご覧下さい。
    売上高は、前期比4.5%増の2兆1,782億円
    営業利益は、前期比12.3%減の1,578億円
    経常利益は、前期比16.8%減の1,310億円
    当期純利益は、前期比28.8%減の758億円
    となり、平成20年度決算以来、2年ぶりの増収減益決算となりました。

(剰余金の配当)

  • 配当に関しましては、7ページ下段をご覧下さい。
  • 配当金につきましては、当社の「株主還元に関する考え方」のとおり、浜岡原子力発電所をはじめ電力の安定供給に不可欠な設備の形成・運用のための投資を継続的に進めつつ、安定的に株主のみなさまのご期待にお応えするため、1株当たり年間60円の配当水準の維持に努めていくことを基本といたします。
  • 当期の期末配当金につきましては、この考え方にもとづき、中間配当金と同様1株につき30円を予定しております。

(23年度の収支見通し)

  • 次に、23年度の見通しでございますが、資料の9ページ、10ページをご覧下さい。
  • 浜岡原子力発電所3号機の運転再開の時期につきましては、現時点で、明確な見通しをお示しする段階には至っておりません。当社としては、津波対策など安全性をさらに高める対策を進めるとともに、浜岡原子力発電所の安全性を地域のみなさまにしっかりとご説明したうえで、3号機の運転を再開してまいりたいと考えております。
  • 今回の収支見通しを算定するうえでは、6月末までの停止という前提をおいております。
  • 販売電力量につきましては、前期比2.6%減の1,275億kWhと想定しております。
  • 売上高は、電気事業において販売電力量の減少はあるものの、収入単価の上昇による電灯電力料の増加などから、連結売上高は2兆5,300億円程度と「増収」を見込んでおります。
  • 一方、経常利益は、電気事業において収入単価の上昇や原子力発電量の増加などの収支向上要因はあるものの、販売電力量の減少や燃料価格の上昇などの影響により、連結経常利益は1,050億円程度と「減益」を見込んでおります。
  • また、個別決算における収支見通しでございますが、売上高は2兆3,700億円程度、経常利益は900億円程度になる見通しであります。これにより、連結決算・個別決算ともに「増収減益」を見込んでおります。
  • 私からは以上であります。

資料



以上

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