定例記者会見

定例記者会見

2011年4月度定例記者会見 三田会長挨拶

2011年04月28日
中部電力株式会社

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  • まずは、東日本大震災によって、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
    また、被災された皆さまに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
  • 福島第一原子力発電所の重大な事故によって、現在も避難を続けている皆さまは、言い尽くせないほどのご苦労をされておられます。
  • 私どもといたしましても一刻も早い事態の収束に向けて、引き続き最大限の支援をしてまいりたいと考えております。
  • さて、本日、私からは、
  • 当社の取締役および監査役人事

についてお話しいたします。

当社の取締役および監査役人事について

  • このたびの事故により、原子力発電の安全性や電力の安定供給に対する信頼は大きく損なわれ、電気事業を取り巻く経営環境は、未だかつてないほど厳しいものとなっております。
  • 当社そして電力業界は、この震災のもたらした過酷な現実から少しでも多くの教訓や知見を学び取り、今後にしっかりと活かしていく覚悟が必要であります。
  • 資源のないわが国においては、エネルギーを確保するという問題は極めて深刻であると考えます。今、改めて、当社が全力で果たすべき役割と責任は何かと考えますと、やはり、原子力発電の安全性をこれまで以上に高め、電気を安全・安定的にお届けすることに尽きると思っております。これにより、地域そしてわが国の復興、発展に貢献し、皆さまから引き続き信頼いただけるよう真摯に取り組んでいく所存であります。
  • 今回の取締役および監査役人事は、こうした厳しい経営環境の中で、山積する課題を迅速かつ確実に解決し、社会からの信頼をいただきながらグループ全体が成長を持続していくためにふさわしい陣容といたしました。
  • 具体的には、取締役の人数はこれまでより2名多い17名とし、原子力発電の信頼回復や大きな情勢変化に直面する中での経営戦略機能の強化などに向け、これまで以上に強固な経営体制といたします。
  • いずれも、人格、識見はもとより、十分な能力と経験を有した方で、重責を果たしこの難局を乗り切っていただけるものと確信しております。
  • 新任の取締役候補者は、資料2「役員人事等について」のとおり4名、監査役候補者は、3ページにあるとおり1名であります。
  • 社外取締役の2名、そして社外監査役4名のうち油田淑子(あぶらだ としこ)さんと松尾憲治(まつお けんじ)さんの2名が任期満了となりますが、いずれの方も専門的な見地から、経営に対する貴重なご意見を随所にいただいており、引き続きお務めいただくことといたします。
  • また、このたび退任する役員は、取締役については副社長1名と専務1名、監査役については1名であります。今後は、地域の経済団体の要職、あるいはグループ企業のトップや当社顧問として、これまでの経験などを生かし引き続き活躍いただくこととしております。転出先は資料の10ページのとおりであります。
  • 私は、会長として2年目に入りますが、未曽有の難局を乗り越え、未来に向けて成長し続ける企業グループをつくるために、水野社長とともに誠心誠意職務に精励してまいる所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。
  • 私からは以上であります。

資料



以上

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