定例記者会見

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2011年10月度定例記者会見

2011年10月28日
中部電力株式会社

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  • 本日、私からは、
  • 平成23年度 第2四半期決算
  • メガソーラーたけとよ営業運転開始について

以上の二点について、お話しいたします。

平成23年度第2四半期決算について

  • 最初に、「平成23年度の第2四半期決算」についてお話しいたします。

(決算の概要)

  • 連結売上高につきましては、販売電力量の減少などから、電気事業の売上高が減少しましたが、その他事業の売上高が増加したことから、「増収」となりました。
  • 一方、連結経常損益につきましては、浜岡原子力発電所全号機の運転を停止したことによる原子力発電量の減少などの影響から、第2四半期決算として、初めての経常損失および四半期純損失となりました。

(連 結)

  • 第2四半期の連結決算の収支につきましては、資料1「平成23年度第2四半期決算について」の2ページをご覧下さい。
  • こちらに記載しておりますとおり、
    売上高は、前年同期比16億円増の1兆1,592億円
    営業利益は、前年同期比1,371億円減の81億円
    経常損益は、前年同期比1,345億円減の61億円の損失
    四半期純損益は、前年同期比932億円減の190億円の損失
    となり、第2四半期決算として、初めての経常損失および四半期純損失となりました。

(個 別)

  • 次に、中部電力の個別決算でございますが、3ページをご覧下さい。
    売上高は、前年同期比28億円減の1兆905億円
    営業利益は、前年同期比1,380億円減の17億円
    経常損益は、前年同期比1,330億円減の109億円の損失
    四半期純損益は、前年同期比920億円減の222億円の損失
    となり、昭和26年当社設立以来、第2四半期決算として、初めての経常損失および四半期純損失となりました。

(中間配当について)

  • 株主還元につきましては、浜岡原子力発電所全号機の運転を停止したことから、短期的には相当厳しい収支状況となる見込みではありますが、安定的に株主の皆さまのご期待にお応えするため、より一層の効率化を進め、1株につき年間60円の現行の配当水準の維持に努めてまいります。
  • 当期の中間配当につきましては、以上の考え方にもとづき、1株につき30円とさせていただきました。

(23年度の収支見通し)

  • 次に、通期の見通しでございますが、10ページをご覧下さい。
  • 業績見通しにつきましては、浜岡原子力発電所全号機の運転を停止したことにより、燃料費が増加することなどから、連結決算においては、1,300億円の営業損失および1,550億円の経常損失を見込んでおります。
  • 営業損失および経常損失は、連結決算を開始した平成6年度以降、初めてとなります。
  • また、個別決算については、1,450億円の営業損失および1,700億円の経常損失を見込んでおります。
  • 営業損失につきましては、昭和26年当社設立以来、初めてであり、経常損失については昭和54年度以来、32年ぶりとなります。
  • なお、浜岡5号機タービン訴訟の和解金を特別利益に計上いたします。
  • この結果、当期純損益について、平成23年10月4日公表の業績予想値を修正し、連結決算においては、1,100億円の当期純損失を見込んでおります。
  • 当社はこの厳しい経営環境の中、引き続き全社を挙げて効率的な経営に努め、この難局を乗り越えてまいります。

資料

「メガソーラーたけとよ」営業運転開始について

  • 次に、「メガソーラーたけとよ」の営業運転開始についてお話をいたします。資料3をご覧ください。
  • 当社は、愛知県知多郡武豊町の武豊火力発電所構内で建設を進めてきた「メガソーラーたけとよ」について、10月31日に営業運転を開始することといたしました。
  • 「メガソーラーたけとよ」は、本年1月に営業運転を開始した「メガソーラーいいだ」に続く、当社2番目の事業用太陽光発電所となります。
  • 出力は7,500kWであり、発電電力量は一般家庭約2,000世帯分の年間使用電力量に相当し、CO2削減量は、年間約3,400トンとなる見込みです。
  • 「メガソーラーたけとよ」には、発電所を一望できる展望台などを設置しており、本発電所の見学を通じて、再生可能エネルギーの普及啓発を行ってまいります。
  • 運転開始当日は、武豊町長をお迎えし、運転開始式を行う予定です。
  • 当社は今後も、2014年度に営業運転開始を目指して計画中の「メガソーラーしみず」や、田原市に国内最大規模の太陽光・風力発電所を建設するための事業化検討へ参加するなど、CO2排出量の少ないエネルギーの導入に引き続き、積極的に取り組んでまいります。
  • 私からは以上でございます。

資料



以上

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