定例記者会見

定例記者会見

2012年11月度定例記者会見 水野社長挨拶

2012年11月27日
中部電力株式会社

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  • 先般、この冬の電力需給についてご説明いたしましたが、間もなく12月に入り、いよいよ本格的な冬の到来を迎えます。
  • この冬につきましても、国のエネルギー・環境会議において、数値目標を伴わない節電が要請されることとなりました。
  • 当社は安定供給に必要な供給力(予備率)を確保できる見通しですが、この冬の電力需要においても、お客さまの定着した節電分を65万kWとして想定いたしております。
  • お客さまにおかれましては、引き続きご不便をおかけいたしますが、無理のない範囲で節電の取り組みを「継続」していただきますよう、改めましてお願い申し上げます。
  • 冬の節電の具体例につきましては、今年も当社のホームページにご紹介させていただきました。
  • 例えば、ご家庭のお客さまにおかれましては、
  • 空調温度を控えめに設定、
  • 不要照明の消灯等の節電

をご紹介いたしております。

  • また、企業のお客さまにおかれましても、
  • 生産設備の効率的な使用、
  • 空調・照明等の一般設備における節電

をご紹介いたしております。

  • 当社といたしましては、お客さまに安定して電気をお届けできるよう、総力を挙げて、取り組んでまいります。

阿多岐水力発電所および丹生川水力発電所の開発計画

  • さて、本日、私からは、
  • 阿多岐水力発電所および丹生川水力発電所の開発計画

について、お話しいたします。

  • 資料をご覧ください。
  • 当社は、岐阜県が所有する阿多岐ダムと丹生川ダムの直下に、ダムの落差と放流水を利用した維持流量水力発電所を新たに建設いたします。
  • 昨年10月に、岐阜県から、県が所有するダムにおける発電所建設の可能性についてご提案をいただきました。その後、検討を進めてまいりましたが、
  • 阿多岐ダムに2015年度の運転開始を目指し、発電出力190kWの阿多岐水力発電所を、
  • 丹生川ダムに2016年度の運転開始を目指し、発電出力350kWの丹生川水力発電所を

それぞれ建設することといたしました。

  • 今後、当社は、岐阜県をはじめ地元の皆さまや関係各所にご理解とご協力をいただきながら、開発を進めてまいります。
  • また、阿多岐ダム、丹生川ダムと同様に岐阜県からご提案をいただきました、建設中の内ヶ谷ダムにおける水力発電所の開発計画についても、引き続き検討を進めてまいります。
  • 再生可能エネルギーは、経済性や安定性に課題があるものの、低炭素であるとともに、エネルギー自給率の低いわが国にとって貴重な純国産エネルギーであることから、グループ会社と一体となり、コストダウンに努めつつ、積極的に開発してまいりたいと考えております。
  • 水力発電は、その中でも安定した発電電力量を期待できることから、経済性に考慮しつつ、一般水力や維持流量発電の継続的な開発に努めてまいります。
  • 私からは以上でございます。

資料



以上

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