定例記者会見
定例記者会見
2014年4月度定例記者会見 三田会長挨拶
2014年04月28日
中部電力株式会社
- 本日、私からは、役員人事等についてお話しさせていただきます。
役員人事等
(経営環境等)
- 先ほど発表させていただきましたが、当社の平成25年度決算は、連結、個別ともに、3年連続の経常損失および当期純損失となりました。
- 今年度においても、電力供給の面では、引き続きLNGを中心とした火力発電に頼らざるを得ず、厳しい経営環境が続くものと考えております。
- こうした中で、当社は、このたび、電気料金の値上げをお願いさせていただくことといたしました。
- お客さまには多大なご負担をおかけし誠に申し訳ございませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
- このような状況下で、現在、浜岡原子力発電所のさらなる安全性の向上や電力の安定供給、経営効率化などの重要課題に、全社一丸となって取り組んでおります。
- 一方、当社は昨年、経営責任と役割の明確化を一層図るとともに、取締役会審議の充実や意思決定の迅速化をより進めることをねらいとし、取締役員数を17名から12名に削減いたしました。
- 今回の役員人事においては、この方針を踏襲しつつ、現下の経営課題に適切に対処できるよう、グループ全体で最適な布陣となるよう心がけました。
(取締役人事)
- まず、取締役候補者についてでございます。
- 取締役の人数は、従来と同じ12名といたします。10名が重任で、新任は2名であります。
- 重要課題が山積する中、私と水野社長をはじめとする代表取締役6名は重任といたします。
- 新任取締役候補者の略歴は、資料をご参照ください。
- いずれもこれまで当社の執行役員として、諸課題の解決や業務執行に高い能力を発揮し、人格、識見ともに優れ、当社の経営を十分に担いうる人材であります。
- 退任取締役の転出先は、資料のとおりであります。 それぞれ、これまでの経験を活かし、引き続き当社の経営に対して、指導、助言等をいただきたいと考えております。
(業務執行体制)
- 続いて、業務執行体制についてお話しいたします。
- 多くの課題を迅速かつ着実に解決していくためには、企業の総合力をこれまで以上に高めていく必要があります。
- こうした点を踏まえて、執行体制においても、実務経験豊富でリーダーシップ、マネジメント能力、戦略性に長けた人材を適所に配置し、引き続き、経営と現場が一体となって諸課題に取り組んでまいります。
- また、今回も組織の活性化を図るべく、執行役員および部門長等に優秀な若手を積極的に登用いたします。
(まとめ)
- 電気事業は、まさに歴史的な転換点ともいえる大きな変化の中にありますが、私は、どのような困難においても、強い志を持って事に臨めば、必ず道は拓かれると信じております。
- 私と水野社長の体制も5年目を迎えますが、強い志を持ちながら、また新たな気持ちで経営のかじ取りを行ってまいります。
- グループ企業も含めて、役員、従業員が一体となって、引き続き電力を安全かつ安定的にお届けすることにより、今後も中部地域の発展に貢献できるよう努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
- 私からは以上であります。
資料
以上