定例記者会見

定例記者会見

2015年6月度 定例記者会見 三田相談役挨拶

2015年06月25日
中部電力株式会社

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  • 先ず、私からは、「第91期定時株主総会」につきまして、お話しいたします。    

株主総会について

  • おかげさまをもちまして、株主総会を無事終了することができましたことをご報告申しあげます。
  • 今回の総会は、所要時間が過去7番目となる3時間22分となり、また過去15番目となる1,334名の株主さまにご出席いただきました。
  • 当社からは2014年度の事業の概況を報告するとともに、会社提案3議案と、株主さまからのご提案である8議案、計11議案についてご審議いただき、会社提案の3議案について賛成多数により可決していただきました。
  • 株主の皆さまからは、浜岡原子力発電所の安全性や必要性、使用済燃料の再処理・処分など原子力発電に関するご質問に加え、当社の経営効率化などについてもご質問をいただき、それぞれ、丁寧に回答させていただきました。
  • また、今後の配当や情報開示のあり方などについても、貴重なご意見をいただきました。
  • 電気事業を取り巻く環境は、東日本大震災以降、大きく変わり、厳しい経営状況が継続しておりますが、当社は引き続き、安定供給に努めるとともに、エネルギー市場の変化に的確かつ柔軟に対応してまいります。
  • そして、その取り組みによって、いつの時代においても、お客さまや、株主・投資家のみなさまに信頼され、選択される企業を目指すとともに、地域社会の発展にも貢献してまいります。

(ご参考)定時株主総会の状況

本年

昨年

昨年比

出席株主数

1,334名
(過去15番目)

1,292名
(過去15番目)

+42名

所要時間

3時間22分
(過去7番目)

3時間14分
(過去9番目)

+8分

株主提案

8件

7件

+1件

事前質問

112問
(3通)

104問
(3通)

+8問
(±0通)

会長退任にあたって

  • さて、私は、本日、代表取締役会長を退任し、相談役に就任いたしました。
  • 私は2006年の社長就任以来、「絶えざる自己改革」とそれを支える「現場力の強化」をモットーに掲げ、諸改革に取り組んでまいりました。
  • また、2010年の会長就任以降も、厳しい経営環境のなか、難しい局面の連続ではありましたが、水野とともに経営の舵取りに携わってまいりました。
  • いかなる経営環境においても「お客さまに、安全で安価なエネルギーを安定してお届けする」という当社の電気事業者としての使命は、これまでと何ら変わるものではありません。
  • 私自身、会社での月日を重ねるごとに、「公益事業への思い」が深く、強くなっていったと感じております。
  • 私が社長就任以降、繰り返し申し上げている言葉に、「一燈照隅 萬燈照国」(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)という言葉があります。
  • これは「一つの灯りは小さいが、人々に希望と夢を与えてくれる。そしてその灯りが集まり大きくなって、国を支えていく」ということを示した言葉です。
  • 当社および中部電力グループは一つの灯りとして社会のお役に立てるよう、新会長の水野、新社長の勝野を中心とする新しい経営体制のもと、社会から信頼され、さらに発展していくものと確信しております。
  • 私自身は引き続き、中部経済連合会会長としての役目がございます。今後もこうした諸団体の活動を中心に、中部地域や会社の発展のためお役に立てることがあれば、力を尽くしてまいる所存であります。
  • 最後になりますが、これまでお世話になりましたお客さま、株主・投資家の皆さま、従業員の皆さま、そして報道機関の皆さまなど関係者の方々に、心より御礼申し上げます。 
  • 引き続き新会長・新社長ともども、ご指導・ご支援を賜りますようお願いいたします。
  • 私からは以上でございます。


以上

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