電力を安全かつ安定的にお届けするために
安価で高品質なエネルギーを安全かつ安定的にお客さまにお届けすることが、公益事業者としての中部電力の最大の責務であると考えています。
そのために、グループの全従業員が持てる力を現場で最大限に発揮して、電力の安定供給に取り組んでいます。
電気がお客さまに届くまで
電源のベストミックス
原子力・火力・水力などの発電方法には、エネルギーセキュリティ、環境への影響、経済性などの面でそれぞれ特徴があります。中部電力は、それらの特徴を踏まえて、バランスのとれた最適な電源の組み合わせとなるよう「電源のベストミックス」に取り組んでいます。
中部電力の電源構成には、火力発電の比率が高く、原子力発電の比率が低いという特徴があります。今後は、エネルギーセキュリティや環境保全の観点からたいへん優れた原子力発電の比率をさらに高めていく必要があり、原子力の新たな自社開発に全力で取り組んでいきます。
また、当社の電源開発に加えて、他社開発電源からの受電や御電力取引市場からの調達なども十分に検討し、総合的な電源開発を進めていきます。
2009年度から2018年度の10年間で、他社受電分を含めて約424万kWの電源を開発する計画です。
安定性・柔軟性・経済性のある燃料調達
世界的な金融不安、景気減速による燃料需給の急激な変動などにより、至近の燃料情勢はかつてない変化が生じており、先行きの見通しが不透明な状況にあります。こうした中、中部電力は、電力の供給に不可欠な燃料調達にあたっては、安定性の確保、経済性の向上、さらには需給変動に迅速かつ適切に対応できる柔軟性の確保を図るため、生産・購入から発電に至る燃料サプライチェーンを強化するべく、さまざまな施策を実施しています。
火力発電の主力燃料であるLNGについては、調達先の一層の分散化、多様な契約の組み合わせや契約における数量・仕向地などに関する柔軟性の確保など、さまざまな工夫を引き続き実施していきます。
石炭については、2007年12月に設立した燃料トレーディング(注1)事業をおこなう中電エネルギートレーディング(株)を通じた石炭調達が2008年4月から開始されました。その結果、市場を通した第三者との売買も含めた数量調整ができるため、より柔軟な石炭調達が可能となりました。
(注1)燃料トレーディング:従来の売主などからの一方向の購入取引だけでない、購入・販売の双方向の取引き。
電力の安定供給のため、エネルギー供給の安定性、経済性、各種発電方式の運転特性や環境負荷特性などを総合的に評価し、バランスの良い電源構成を目指しています。
燃料調達は、「ベストミックス」の観点から燃料の種類の多様化だけでなく、調達先についても多様化を図っています。これにより、燃料の安定的な供給の確保とコスト低減に努めています。



