新エネルギーについて 国の新エネルギー導入目標

国は新エネルギーの普及促進を図るにあたって、導入目標を設定しました。具体的には、2001年6月の新エネルギー調査部会報告書において、一次エネルギー(注)供給全体に占める新エネルギーの割合を、検討時点の約1%から、2010年度までに3%程度(原油換算1,910万kl)にすることが目標とされています。

また、2009年9月に発足した鳩山政権では、地球温暖化対策の中期目標として2020年までに温室効果ガスの25%削減(1990年比)を掲げています。今後、より一層の新エネルギーの普及が求められると考えられます。現状、新エネルギーは、国による導入補助や、電力会社による電力購入、RPS(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)法の施行などにより着実に増加していますが、目標達成に向けてはさらなる増加が必要です。

(注)「一次エネルギー」とは、自然界に存在するままの形でエネルギー源として利用されているもので、石油や石炭などの化石燃料、原子力発電の燃料であるウラン、水力・太陽光・風力・地熱など自然から直接得られるエネルギーのことをいいます。一方、電気・ガソリン・都市ガスなど、一次エネルギーを変換や加工して得られるエネルギーのことを「二次エネルギー」といいます。

RPS制度

RPS制度とは、2003年4月に施行された「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」に基づき、電気事業者に対して、毎年、その販売電力量に応じた一定割合以上の新エネルギーなどから発電される電気の利用を義務づけ、新エネルギーなどのさらなる普及を図ろうとするものです。

RPS法の概要

対象となる新エネルギーなど

  • 太陽光発電
  • 風力発電
  • バイオマス発電(廃棄物発電のうちバイオマス由来分は対象として含む)
  • 中小水力発電(1,000kW以下)
  • 地熱発電(一部の発電方式のみ)
【図解】RPS制度 全体の流れ