森を守る活動
日本は、国土の3分の2が森林で覆われた世界有数の森林国であり、その約40%はスギ・ヒノキなどが植林された人工林となっています。
戦後、1960年代のエネルギー革命に象徴されるように、人々の生活様式は急激に変容を遂げ、森林と人との関係が希薄化し、従来人々の手によって維持・管理されてきた森林が放置される状況にあります。
昨今、全国各地で発生している山崩れや土石流などの災害についても、人工林における間伐の遅れがその原因のひとつとも言われています。
中部電力は、森林ボランティアの育成や森づくり体験などの活動を通じて、森林の整備と森林資源の持続的な活用に取り組む人たちを育て、仲間を増やしていくことで、環境保全に貢献したいと考えています。
ちゅうでんフォレスター(森林ボランティア指導者)の育成
森林作業を安全におこなうことができることを目標に、専門家の指導のもと、当社およびグループ会社の従業員・OBを対象として、森林ボランティア指導者の育成に取り組んでいます。
1年間のコース形式により、座学・実技などを通じて、森づくりのしくみや安全な間伐作業方法を習得し、これらの知識・技術を身に付けた者を「ちゅうでんフォレスター」と呼んでいます。
森づくり体験
森の中を歩き、草木とふれあいながら森の営みを知るとともに、間伐などの森林作業を体験しながら環境保全の大切さを学びます。
森林体験学習
自然豊かな内ヶ谷の森で、いろいろな森林体験プログラムをおこないます。
自然とのふれあいを通じて、自然のしくみや大切さを理解するとともに、自然や生命への畏敬の念や感性、いのちを大切に思う心を育てます。
森林体験プログラムの一例
自然観察会
自然豊かな森の中で、森林インストラクターの楽しい話を聞きながらゆっくりと散策します。また、森の恵みを活かしたクラフトづくりなどにより、自然との距離をさらに近づけていきます。
エネルギー森林体験
中部電力がこれまで守り育ててきた山林と水力発電所を見学します。自然の大切さや環境保全の必要性を知り、この森から生まれる水を使って、人びとの暮らしに無くてはならない電気が生み出されるしくみを学びます。
サマーキャンプ
夏休みを利用して、森の中でゆったりとした時間を過ごします。川遊びをしたり、魚をつかまえて調理をしたり、植物観察や昆虫探しをしたりと、森ならではの体験から、自然に対する感性を磨くことができます。
自然体感サイクリング
心地好い風を肌に感じながら、サイクリングを楽しみます。内ヶ谷の森には、清流に沿った林道があり、サイクリングには絶好です。インストラクターとともに自然観察などをおこないながら、森の中を駆け抜けます。
トレッキング
森の中で、歴史ある峠道や、滝・渓流沿いをトレッキングし、改めて森の雄大さや四季折々の景色を満喫します。途中、植物の説明やネイチャーゲームも交えながら、楽しい時間を過ごします。




