放射性物質を閉じ込める多重の壁
原子力発電所では、原子炉の中で核分裂により発生する放射性物質を閉じ込めるために5重の壁があります。
燃料のウランはセラミック状の固いぺレットに焼き固められ(第1の壁)、丈夫な被覆管に密閉されています(第2の壁)。その外はさらに原子炉圧力容器(第3の壁)、格納容器(第4の壁)、原子炉建屋(第5の壁)で囲まれており、放射性物質を閉じ込め外へ出さないようにしています。
放射性物質を閉じ込める5重の壁(浜岡5号機)
原子炉の性質
日本の原子炉(軽水炉)は、自己制御性を持っており、何かのはずみで出力が上昇しようとしても、減速材(水)の働きや、燃料自身がもっている性質により、自然にその上昇が抑えられ、一定の出力で安定するように設計されています。
原子炉の固有の安全性(自己制御性)
出典:資源エネルギー庁「原子力2008」他
(「原子力・エネルギー」図面集2009)

