ゲンジボタルが光るのは、オスとメスがたがいに相手を呼(よ)び合うためなんだよ。そしておたがいを確認(かくにん)して、交尾(こうび)するんだ。光るのは「近づいてもいい?」「いいわよ」っていう出会いの信号なんだね。ホタルは、もともと体の中に光を出す物質(ぶっしつ)をもっているから、成虫だけでなく卵(たまご)も幼虫(ようちゅう)もボ〜とうすく光っているんだって。卵(たまご)や幼虫(ようちゅう)は、光ることを利用して身を守っているんだ。敵(てき)におそわれたときに、イヤなにおいの液(えき)を出して「光る虫はまずいぞ!」って敵(てき)に思わせるんだよ。成長にあわせて光ることをうまく利用しているんだね
。
ほとんどの種類のホタルは、幼虫(ようちゅう)の間を陸上で生活するんだ。ゲンジボタルのように、幼虫(ようちゅう)が水の中で生活するホタルはごくわずか。とてもめずらしいことなんだよ。豊(ゆた)かな水辺の環境(かんきょう)が整っているところで生活するゲンジボタル。一生を下の絵で見てみよう
ヘイケボタル
ゲンジボタルとならんで有名なのが、ヘイケボタル。ゲンジボタルよりも体が小さくて、ゲンジボタルが川などに住んでいるのに対して、ヘイケボタルは流れの少ない小川や水田などに住んでいるんだ。
ゲンジボタル
ヘイケボタル
大きさ
オス約1.5cm メス約1.8cm
オス約0.8cm メス約1cm
住んでいる場所
流れのある川
流れの少ない場所(水田、池)
発光パターン
東日本では4秒間隔(かんかく)で、
西日本では1〜2秒間隔(かんかく)で光る
1〜2秒間隔(かんかく)で光る
飛び方
曲線的
直線的
えさ
カワニナ
タニシ、モノアラガイなど
成虫の発生期
6月〜7月なかば
7月なかば〜8月なかば