●炭って一体なんだろう? ●なぜ炭は、いろいろ役立つの? ●炭と時代のうつりかわり
日本で発見された最古の炭は、愛媛県(えひめけん)の洞窟(どうくつ)から見つかった、およそ30万年前のもの。人間が火の使い方を覚えたのとほぼ同時に、炭とのつき合いがはじまっているんだ。日本人は世界でも一番炭とのつき合いが深いといわれているよ。どんなふうに使われてきたのかな?
みんなが習字で使う墨(すみ)も「スミ」と読むよね。「炭」と「墨」この二つはまったく別なようでつながりがあるよ。墨は動物の骨(ほね)や皮から作る、『にかわ』というものを溶(と)かし、すすとよく練りあわせて作るんだ。原料になる、松の木や油を燃(も)やした時に出るすすは、炭と同じ炭素(たんそ)でできているよ。「炭」はかたまりとして、「墨」は小さくした粒(つぶ)として使っているんだ。
炭は燃料(ねんりょう)以外(いがい)にも、こんなに役立つ使い方があるなんて、びっくりしたね!
便利な電気やガスがある今でも、みんなでかしこく炭を使っていこうね。