電気こどもシリーズ

電気こどもシリーズトップページへ 今回の特集 第746号 ジャンルでさがす
みんなも参加しよう どっちが正解クイズ みんなのおたよりコーナー みんなのハテナ クイズいっしょに考えよう! 調べ学習にも役立つ!自由研究はここで完結!!
特集2 豆をまくのはなぜ?

昔は、病気や災害(さいがい)など、人の力で防(ふせ)ぐことができない恐(おそ)ろしいことは、鬼(おに)のしわざだと考えられていたよ。豆をまくのは、新しい年に災(わざわ)いが起こらないように、 鬼を追いはらうためなんだ。豆まきに大豆を使うのは、大豆には神様の力が宿っていると考えられていたからなんだ。鬼の目[魔目(まめ)]に大豆をぶつけることで、 「魔滅(まめ)」、つまり魔物(まもの)を滅(めっ)する[退治(たいじ)する]という意味もこめられているんだよ。

豆まきのやり方
1 鬼は、夜にやって来ると考えられているよ。
暗くなったら、家の一番おくの部屋の窓を開けて、
「鬼は外」といいながら、窓の外に向かって豆をまくよ。
豆まきには、炒った(火であぶった)豆を使うよ。
生の豆を使わないのは、拾い忘れて芽が出ると縁起が悪いと、考えられていたからなんだ。 2 鬼が入ってこないようにすぐに窓を閉めて、
「福は内」といいながら、家の中に豆をまくよ。 3 おくの部屋から順番に続けて、
最後はげんかんで豆まきをするよ。 4 一年の健康を願いながら、
年の数だけ(または年の数+1粒)豆を食べるよ。 節分コラム どんな鬼がいるのかな?

全国のお寺や神社などでは、節分(せつぶん)にいろいろな行事をおこなうところがあるよ。どんな鬼(おに)が登場するのか、一部をしょうかいするね。

愛知県岡崎市 瀧山寺 鬼まつり
愛知県岡崎市 瀧山寺 鬼まつり

瀧山寺(たきさんじ)では、鬼(おに)が災(わざわ)いをはらいのけてくれる神様とされているよ。鎌倉時代(かまくらじだい)から続(つづ)くお祭りで、ほら貝をふき鳴らし、たいまつが灯(とも)された中で、鬼がおどるんだ。

京都府京都市 吉田神社 節分祭

4つの目を持った神様が、青鬼(あおおに)、赤鬼(あかおに)、黄鬼(きおに)を追いつめるよ。その後、昔の衣装(いしょう)を着た人達(ひとたち)が、ヨシで作った矢を桃(もも)の弓で放ち、鬼を追いはらうよ。

京都府京都市 吉田神社 節分祭
兵庫県神戸市 長田神社 追儺式
兵庫県神戸市 長田神社 追儺式

長田神社では、7匹(ひき)の鬼(おに)が神様のつかいとして登場するよ。室町時代から続(つづ)く行事で、手に持ったたいまつの炎(ほのお)で、みんなの災(わざわ)いを焼(や)きはらうよ。

神社やお寺、地域によって、
鬼は神様が姿を変えたものなどとされていて、
「福は内、鬼は内」や「福は内、福は内」という所もあるんじゃよ。