2012年1月23日
今回は、愛知県豊田市(あいちけんとよたし)の山奥(やまおく)にある奥矢作第一発電所(おくやはぎだいいちはつでんしょ)を見学してきました。
水力発電のしくみや、この発電所の特長を紹介(しょうかい)します!

そんなこと言わないで。水力発電は、他の発電方式に比(くら)べてCO2の排出量(はいしゅつりょう)がとても少ないから環境(かんきょう)にやさしいのよ。さらに水を上から下へ流す時に発生するエネルギーの約80%を電気に変えることができるの。
水力発電にはいろいろな種類があって、今回紹介する奥矢作第一発電所は、「揚水式発電(ようすいしきはつでん)」という方式なのよ。
ここでは、発電所をはさんで河川(かせん)の上部と下部にダムがあって、昼間、電力の必要量が多い時は、上部のダムに貯めてある水を下部のダムに流して発電するの。「揚水(ようすい)」ってつくのは、電力の必要量が少ない夜間の電力を利用して、下部のダムから上部のダムに水をくみあげて、再(ふたた)び昼間の発電に備(そな)えるしくみになっているからなのよ。

発電所の上と下にダムがあるんだべあ。

上部のダムに貯めた水を地下の水路で下部のダムに流し、その落差(力)を利用して発電するの。水の量を調節することで、作る電気の量も調整できるのよ。

水を上部ダムにくみあげ、電気をつくるエネルギーとして貯めておいて、必要なときに必要な分だけ電気をつくれるようにしているんだね。

そうね。もうみんな知っていると思うけど、火力、原子力、水力、風力、太陽光など、電気のつくり方はいろいろあるよね。
この中で、現在(げんざい)は火力発電がもっとも使われている発電方法よね。
火力発電はタービンを回すために石油や液化天然(えきかてんねん)ガスなどの燃料(ねんりょう)を燃(も)やして水をふっとうさせ蒸気(じょうき)を作るのだけど、一度止めてしまうと次に動き出すのに時間がかかるの。また、原子力発電は調整をしないの。

火力発電は、一度寝(ね)たらなかなか起きないシロクマちゃんと同じだね!

そんなことないべあ!

1日の電気の使われ方は、下のグラフのように時間によって変わり続けるの。だからそれに合わせて火力発電で発電量を調整しているのだけれど、昼間などのピーク時には揚水式発電所が活躍(かつやく)して安心して電気が使えるようにしているのよ。

なるほど!

暑い夏は活躍しそうだべあ。
エコランド電力館でも水力発電のしくみをわかりやすく説明しているよ。ぜひ見てみてね。

揚水式水力発電の特長はわかったかな?このように奥矢作第一発電所では、夜間のエネルギーをうまく利用しているよ。
私(わたし)たちも、電気をムダに使わないように心がけていこうね!
次回はどんなレポートになるかな?楽しみに待っていてね!