プレスリリース バックナンバー(2006年)

浜岡1号機 高経年化技術評価等報告書の変更について

平成18年3月16日
中部電力株式会社

 当社は、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に基づき、浜岡原子力発電所1号機(昭和51年3月17日営業運転開始)の高経年化に関する技術評価および長期保全計画に関する報告書をとりまとめ、平成18年1月31日、経済産業大臣に提出しました。

(平成18年1月31日 公表済み)


 その後、国による当該報告書の審査の過程で、報告書の内容に関し指摘がされました。これを受けて当社は、評価代表機器の変更やその他記載事項の修正など、国からの指摘に加えて内容全般にわたる点検を行い、本日、変更報告書としてとりまとめ、経済産業大臣に提出しました。
 修正の内容は次のとおりであり、全体として技術評価結果が変わることはありませんでした。
 引き続き、提出した変更報告書について国の審査を受けてまいります。

1 「高経年化に関する技術評価手法」の適用上の修正

 「技術評価手法」に関する変更はありませんが、これを具体的に適用する段階で不十分な点がありました。

(1)「評価対象の選定」段階における修正

 高経年化に関する技術評価では、各機器を「構造」、「使用環境」、「重要度」および「材質」などでグループ化し、グループ毎に評価対象となる代表機器を選定します。次に、代表機器に対して技術評価を行い、その評価結果をグループ内の他の機器にも適用します。
 一部の機器で、材質などを間違えてグループ化しており、評価対象となる代表機器に変更が生じたため、これらの修正を行いました。


(2)「経年劣化事象の抽出」段階における修正

 評価対象として選定された機器は、部品レベルまで分割して想定される経年劣化事象を抽出し、技術評価を行います。
 一部の機器で、分割を見直して経年劣化事象を抽出した方が、より適切に評価できると判断されたため、これらの修正を行いました。


(3)「技術評価」段階における修正

 一部機器の疲労に関する健全性評価などにおいて、計算ミスがありました。計算ミスが確認された機器について再計算をし、結果の修正を行いました。
 なお、再計算の結果でも、機器の健全性は確保されていました。

2 その他記載事項の修正等

当該報告書の記載において、機器や配管などの名称の不統一、誤記、記載漏れの修正をしたほか、分かりやすく表記するなどの記載の充実化を図りました。


(注)原子力発電所では、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に基づき、運転開始から30年を迎える前に高経年化に関する技術評価を行い、その評価結果に基づいて、今後10年間の長期保全計画を策定します。


【高経年化に関する技術評価手法】

以上