プレスリリース バックナンバー(2006年)

「中部電力CSR報告書2006」の発行について ~「CSR宣言」のもと、取り組みを加速~

平成18年7月20日
中部電力株式会社

 当社は、本日、企業の社会的責任(CSR=Corporate Social Responsibility)を果たすための取り組みをとりまとめた「中部電力CSR報告書2006」を発行いたしました。

 これまで当社は1994年から毎年、環境に関する取り組みを中心に記述した「地球環境年報」を発行してまいりました。今回、報告書の名称を「CSR報告書」と改め、経済・社会分野などの内容を充実させ、持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組みとその成果をより幅広くご紹介しています。

 また、当社におけるCSR推進の考え方について、社内への浸透を図るとともに、すべてのステークホルダーの方々に対して、平易で明確なメッセージの形でお伝えするため、CSR宣言「社会からの期待にお応えし責任を果たすために」を制定いたしました。
 総合エネルギーサービス企業として、安全と安定供給の確保、地球環境の保全を基本に、ステークホルダーの皆さまからの期待に誠実にお応えする当社の姿勢を「CSR宣言」として表したものです。

 この「CSR宣言」を踏まえてとりまとめたのが「中部電力CSR報告書2006」です。当社は、この報告書を活用し、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを深め、さらにCSRの取り組みのステップアップに努めてまいります。

※「中部電力CSR報告書2006」は、当社ホームページからダウンロードすることができます。
 中部電力CSR報告書2006[PDF:2336KB]

以上

<別紙>

「中部電力CSR報告書2006」のポイント

1 CSR宣言「社会からの期待にお応えし責任を果たすために」(P1)

 CSRの取り組み推進にあたり、今回新たに制定したものです。



2 2005年度の取り組みハイライト「人と技術で取り組むCSR」(P5~12)

 当社の持つ技術力と、従業員の生き生きとした活動によって社会に貢献する姿を、3つの切り口で紹介しています。


  1. ①技術力を活かした環境への貢献
  2. ②人とひととのコミュニケーションを通じた社会への貢献
  3. ③快適な暮らしサポートを通じたお客さまへのご満足の提供


3 経営・経済報告(P13~P28)

 「経営目標」と「経営の4つの柱」を中心に、「コーポレート・ガバナンス」、「コンプライアンス」、「安定供給と安全」について記載し、当社の事業運営にあたっての基本的な考え方と具体的な取り組み内容を記述しました。



4 環境報告(P29~P60)

 「中部電力グループ環境宣言」に基づき、当社の環境に関する取り組みを網羅的に報告するとともに、環境に関する行動目標である「アクションプラン」の2005年度の達成状況と自己評価を記載しました。
 「アクションプラン」の達成状況のうち主なものとして次の3点を紹介します。

(1)CO2排出量の削減(P42)

 浜岡原子力発電所1,2号機の長期停止、渇水による水力発電量の減少などにより、2005年度のCO2排出原単位(使用電力量当たりのCO2排出量)は0.453kg-CO2/kWhと1990年度 (0.464kg-CO2/kWh)に比べ2.4%の削減にとどまりました。
 2010年度までにCO2排出原単位を1990年度比20%削減するという目標に向けて、今後も安全を最優先に原子力発電設備の利用率向上、高効率LNG火力機の着実な開発による火力発電の熱効率の向上、京都メカニズムの活用などを積極的に推進していきます。


  実績(年度) 目標2010年度
2003 2004 2005
CO2排出原単位(kg-CO2/kWh) 0.469 0.450 0.453 1990年度比20%削減
参考 CO2排出量(万t) 5,737 5,705 5,911
使用電力量(億kWh) 1,222 1,267 1,306

(2)ゼロエミッションへの挑戦(P45)

 産業廃棄物の総発生量は昨年度より約14万トン増加し141.3万トンとなりましたが、リサイクルに努めた結果、社外埋立処分量は0.1万トン削減し0.8万トンとなりました。


  実績(年度) 目標
2003 2004 2005
社外埋立処分量(万t) 1.5 0.9 0.8 ゼロエミッションを目指した活動の推進
産業廃棄物発生量(万t) 139.5 127.4 141.3

※ゼロエミッション:請負会社排出分(当社が発注する工事において発生した廃棄物)を含めた社外埋立処分量(中間処理後の埋立量も含む)を、産業廃棄物・副生物発生量の1%未満にすること。


(3)地域との連携(P57)

 自社で保有する内ヶ谷山林(岐阜県郡上市大和町内ヶ谷)において、「森への招待状」と名付けた市民参加型の森林活動を展開しています。2005年度には、従業員・OBの有志を中心に設立したNPO法人「水とみどりを愛する会」や地元のNPOと協働し、「森林ボランティアの育成」や「森林体験学習」など28回(延べ308名参加)の活動に取り組みました。



5 社会報告(P61~P73)

(1)ステークホルダーごとに対応を紹介

 お客さまの満足度(CS)向上のため、広くお客さまの声をお聴きして業務に反映させる仕組みや、株主・投資家へのIR活動、地域の安全に役立つ情報通信サービスの提供、次世代層に対する教育支援など、ステークホルダーごとに当社の取り組みを記述しました。


(2)CSRに配慮した調達基本方針の制定 (→P70)

 当社の資材調達については、オープン・ドア・ポリシー(門戸開放)、公平・公正な調達、パートナーシップを基本として調達活動を行ってきました。今回、従来以上にCSRに配慮した調達を推進するため、「コンプライアンスの徹底」、「安全確保」、「環境負荷の軽減」等についても盛り込み、新たな調達基本方針を制定しました。



6 社外評価(P74~P76)

 環境経営格付機構(環境経営学会)による「サステナブル経営格付」の評価結果や、ステークホルダーの方々との対話活動(ステークホルダー・ダイアログ)等について記載しました。
 また、第三者の立場で報告書をチェックしていただいた消費生活アドバイザーの方からのご意見も記載しました。



以上