プレスリリース バックナンバー(2006年)

浜岡原子力発電所4号機の営業運転再開について

平成18年7月27日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所4号機(沸騰水型、定格電気出力113.7万キロワット)は、平成18年3月23日から第9回定期検査を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。

 その後、平成18年6月24日に原子炉を起動し、調整運転の中で、原子炉で発生した蒸気を用い設備の点検や検査を行ってきました。

 本日(7月27日)午後5時00分、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)が終了し、営業運転を再開いたしましたのでお知らせします。

以上


(参考)

浜岡原子力発電所4号機定期検査中の主な点検、工事

(1)主な点検

ア.原子炉本体
原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検
イ.原子炉冷却系統設備
配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検
ウ.計測制御系統設備
制御棒駆動系の点検、各種計測装置の点検・校正
エ.放射線管理設備
各種放射線管理用計測装置の点検・校正
オ.原子炉格納施設
原子炉建屋、格納容器の気密試験
カ.蒸気タービン
本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検
キ.その他
廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

(2)主な作業・工事

ア.原子炉内の全燃料764体のうち180体を新燃料に取り替えました。
イ.非常用炉心冷却系ストレーナ取り替え工事
非常用炉心冷却系ストレーナ閉塞事象に対する設備対策を図るため、非常用炉心冷却系ストレーナについて、大容量ストレーナへの取り替えを実施しました。
ウ.炉心シュラウド修理工事
ひび割れが確認されている炉心シュラウドについて、タイロッド工法による補修工事を実施しました。
エ.耐震裕度向上工事
配管サポート改造工事および電路類サポート改造工事を実施しました。

(3)原子力安全・保安院文書等の点検指示に基づく検査

ア.「炉心シュラウド及び原子炉再循環系配管等のひび割れに関する点検について(H15・04・09原院第4号NISA-161a-03-01)」に基づく検査
シュラウドや原子炉再循環系配管に関しての点検の考え方を示した上記文書を受け、作成した点検計画に基づき、原子炉再循環系配管溶接部等18箇所について非破壊検査を実施し、ひび割れがないことを確認しました。
イ.「原子力発電所の配管肉厚管理に対する要求事項について(H17・02・16原院第1号NISA-163a-05-1)」に基づく検査
関西電力(株)美浜発電所3号機で発生した二次系配管破損事故を受け、事故の再発を防止するために原子力安全・保安院が定めた「原子力発電所の配管肉厚管理に対する要求事項について」に基づき、主蒸気系、給水系等の配管約850箇所について肉厚測定を実施し、所定の肉厚が確保されていることを確認しました。
ウ.「原子力発電所の定期事業者検査に関する解釈について(H17・12・20原院第11号NISA-163c-05-4)」に基づく検査
定期事業者検査の適正な実施のために原子力安全・保安院が定めた「原子力発電所の定期事業者検査に関する解釈について」に基づき、蒸気タービン系設備及び給・復水系設備について、開放検査、分解検査、機能・性能検査等を実施し、機能が確保されていること等を確認しました。
エ.「制御棒のひび等に関する点検について(H18・01・19原院第1号NISA-161a-06-01)」に基づく検査
東京電力(株)福島第一原子力発電所6号機で確認されたハフニウム板型制御棒のひび割れを受け、4号機で使用中のハフニウム板型制御棒全数(25体)について、「ハフニウム板型制御棒検査」として外観検査を実施し、ひび等がないことを確認しました。
なお、ハフニウム板型制御棒21本については、新品への取り替えを実施しました。
オ.「発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令の改正に伴う電気事業法に基づく定期事業者検査の実施について(H17・12・22原院第6号NISA-163a-05-3)」に基づく検査
省令改正に伴い、給水系配管4箇所について非破壊検査を実施し、ひび割れがないことを確認しました。

以上