プレスリリース バックナンバー(2006年)

浜岡原子力発電所3号機の営業運転再開について

平成18年12月20日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力110万キロワット)は、平成18年7月21日から第14回定期検査を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。

 その後、平成18年11月8日に原子炉を起動し、調整運転の中で、原子炉で発生した蒸気を用い設備の点検や検査を行ってきました。

 本日(12月20日)午後5時30分、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)が終了し、営業運転を再開しましたのでお知らせします。

以上


(参考)

浜岡原子力発電所3号機定期検査中の主な点検、工事

(1)主な点検

ア.原子炉本体
原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検
イ.原子炉冷却系統設備
配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検
ウ.計測制御系統設備
制御棒駆動系の点検、各種計測装置の点検・校正
エ.放射線管理設備
各種放射線管理用計測装置の点検・校正
オ.原子炉格納施設
原子炉建屋、格納容器の気密試験
カ.蒸気タービン
主要弁類の分解点検、補機類の点検、低圧タービンの一部開放点検
キ.その他
廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

(2)主な作業・工事

ア.原子炉内の全燃料764体のうち168体を新燃料に取り替えました。
イ.非常用炉心冷却系ストレーナ取り替え工事
非常用炉心冷却系ストレーナ閉塞事象に対する設備対策を図るため、非常用炉心冷却系ストレーナについて、大容量ストレーナへの取り替えを実施しました。
ウ.余熱除去系蒸気凝縮配管撤去工事
1号機で発生した余熱除去系蒸気凝縮系配管破断の水平展開として、3号機余熱除去系蒸気凝縮系配管を撤去しました。
エ.制御棒取替工事
3号機で使用中のハフニウム板型制御棒全13本について、ボロンカーバイド型制御棒への取り替えを行いました。
オ.耐震裕度向上工事
配管サポート改造工事および電路類サポート改造工事等を実施しました。
カ.低圧タービン点検工事
5号機で発生したタービン羽根損傷を踏まえて、低圧タービン(B)について開放点検を実施し、問題のないことを確認しました。

(3)原子力安全・保安院文書等の点検指示に基づく検査

ア.NISA文書「炉心シュラウド及び原子炉再循環系配管等のひび割れに関する点検について(H15・04・09原院第4号NISA-161a-03-01)」に基づく検査
(検査内容)
上記NISA文書を受け、点検計画に基づき、今回の定期事業者検査で「クラス1機器供用期間中検査」として原子炉再循環系配管溶接部等の超音波探傷検査を実施し、問題のないことを確認しました。
イ.NISA文書「原子力発電所の配管肉厚管理に対する要求事項について(H17・02・16原院第1号NISA-163a-05-1)」に基づく検査
(検査内容)
上記NISA文書を受けた中期的(10年)な検査計画に基づき、今回の定期事業者検査で「配管検査(その1)」として肉厚測定を実施し、問題のないことを確認しました。
ウ.NISA文書「発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令の改正に伴う電気事業法に基づく定期事業者検査の実施について(H17・12・22原院第6号NISA-163a-05-3)」に基づく検査
(検査内容)
上記NISA文書を受け、高サイクル熱疲労割れに関する評価を行い、特定された発生する可能性が否定できない部位の内、検査を行っていない部位について非破壊検査を実施し、問題のないことを確認しました。

以上