プレスリリース バックナンバー(2006年)

「伊勢湾横断ガスパイプライン」の共同敷設および知多LNG第二桟橋の増強について

平成18年12月22日
中部電力株式会社
東邦ガス株式会社

 中部電力株式会社(社長:三田敏雄)と東邦ガス株式会社(社長:水野耕太郎)は、伊勢湾の海底下をシールドトンネル※1で横断する天然ガスパイプラインを共同で敷設することといたしました。
 また、両社は、共同で所有する知多LNG第二桟橋(愛知県知多市)を、20万立方メートル超級の大型LNG船(従来は14万立方メートル級)が接岸可能な桟橋へ増強することといたしました。
 今後、地元のみなさまおよび関係各所のご理解・ご協力をいただきながら、計画を進めてまいります。


●伊勢湾横断ガスパイプライン

1.ルート


中部電力(株) 川越火力発電所(三重県川越町)と知多エル・エヌ・ジー(株)
知多LNG事業所(愛知県知多市)の間
東邦ガス(株) 四日市工場(三重県四日市市)と知多LNG共同基地(愛知県知多市)の間

2.目的

 川越・四日市と知多の基地間をパイプラインで接続することで、基地間のバックアップ体制が整い、柔軟かつ効率的な運用が可能となる。これにより、中部電力(株)は天然ガスを燃料とする火力発電所への燃料供給信頼度の向上を、東邦ガス(株)は都市ガス供給の安定性向上を図る。


3.共同敷設のメリット

共同敷設することで、シールドトンネルの共有等、合理的な設備形成が可能となる。


●知多LNG第二桟橋

1.目的

桟橋受入能力を向上することで、LNG調達の安定性・柔軟性の向上を図る。


 中部電力(株)と東邦ガス(株)は、今後とも公益事業者としての視点に立ち、中部地域へのエネルギー安定供給に努めてまいります。

以上


参考1:伊勢湾横断ガスパイプラインの概要

参考2:知多LNG第二桟橋の概要


<解説>

※1「シールドトンネル」とは
シールドトンネルとは、シールド工法によって構築されたトンネルの名称。
シールド工法とは、シールドマシン(地盤を掘削する鋼製円筒状の機械)により、地盤の崩壊を防ぎながら、掘削、推進を行いシールドマシン内で覆工板(セグメントと称する)を組み立てる作業を連続して行うことで、トンネルを構築する工法である。シールド工法は、近年、都市の地下鉄や上下水道をはじめ、ガス、通信、電力の都市トンネルや海底トンネル等に幅広く用いられる安全かつ合理的な工法である。

<参考1>

伊勢湾横断ガスパイプラインの概要

1.ルート

※2:ルートの詳細は今後調整してまいります。

※3:知多地区LNG基地(中部電力(株)と東邦ガス(株)が共同で運用)

 知多エル・エヌ・ジー(株)知多LNG事業所
 知多LNG共同基地
 東邦ガス(株)知多緑浜工場


2.仕様


  設計圧力 口径(呼び径)
中部電力(株)ガス導管 7MPa 700mm
東邦ガス(株)ガス導管 7MPa 600mm

(MPa:メガパスカル)


3.延長

 川越火力発電所-知多地区LNG基地間 約13.0km

 川越火力発電所-四日市工場間 約5.5km


4.完工

 平成25年度頃(予定)

<参考2>

知多LNG第二桟橋の概要

1.位置


2.仕様

 20万立方メートル超級LNG船が接岸可能とする。


3.完工

 平成21年度頃(予定)