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原子力安全技術研究所について(2013年3月)

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中部電力では、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、原子力発電所の更なる安全性向上や浜岡原子力発電所の現場を有効に活用した研究に取り組むことを目的に2012年7月に原子力安全技術研究所を設置しました。

主な研究テーマは、
原子力発電所の安全性向上に資する研究、
浜岡原子力発電所1号機、2号機の廃止措置の改善に資する研究、
3号機、4号機、5号機の保守・作業性の改善に資する研究、
原子力の将来の技術に資する研究、
の4つです。

原子力発電所の放射線量が高い作業エリアでの被ばくを低減するため、原子炉格納容器内の放射線分布を計算により予測評価するツールを開発するなど、発電所の保守や作業性の向上に関する研究に取り組んでいます。

また、原子力安全技術研究所では、津波を早期に精度よく検知することによって、発電所の安全性向上に役立てるため、津波監視技術の開発に取り組んでいます。

2013年3月、電力中央研究所の協力により、発電所の東およそ7km、海抜およそ38メートルの地点に高さおよそ4メートルの津波観測用VHFレーダーを新たに設置し、観測を開始しました。

このVHFレーダーによって発電所前面海域の海表面の流速を観測することにより、津波襲来に伴う流速の変化を検知することが可能であるか検証しています。

また、VHFレーダー以外にも、遠隔で直接沖合を監視する高感度カメラによる津波監視装置などの津波監視技術についての研究も進めています。

皆さまにご安心いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

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