渥美火力発電所（愛知県田原市小中山町久エ森1番2　所長：小濵　清）では、2010年11月10日（水曜日）9時40分～10時20分にかけて、3号機において復水器（注）洗浄装置を運転しました。

洗浄に使用した清掃用スポンジボール（直径30mm、天然ゴム製）の回収数が少ないため、11月11日（木曜日）から12日（金曜日）にかけ復水器洗浄装置内の点検を実施しました。

点検の結果、556個（約9リットル）のボールが発見できなかったため、海へ流出した可能性が高いと判断いたしました。

直ちに関係行政へ報告するとともに、今後流出したボールの回収に努めてまいります。

なお、材質は天然ゴム製であるため、海域への流出による環境影響はありません。

（注）復水器とは、発電のためタービンを回し終えた蒸気を細管内を通る海水で冷やし、再び水に戻すための冷却器のことです。

以上