プレスリリース

プレスリリース

浜岡原子力発電所3号機の新燃料輸送について(お知らせ)

2010年09月15日
中部電力株式会社

記事をシェアする

当社は、浜岡原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力110万キロワット)の新燃料を下記のとおり受け入れましたので、お知らせします。


1 輸送年月日

2010年8月30日(月曜日)(注)~2010年9月14日(火曜日)

(注)米国での輸送開始年月日(現地時間)

2 輸送区間

AREVA NP, Inc.~浜岡原子力発電所

(米国ワシントン州リッチランド)

3 輸送数量

新燃料集合体(ウラン燃料) 72体(9×9燃料(B型))

(輸送容器36個)

4 輸送方法

海上輸送および陸上輸送(国内陸上輸送はトレーラー9台を使用)

添付資料1

添付資料2

添付資料3

以上

添付資料1

9×9燃料について

9×9燃料には、燃料設計メーカの相違により、A型およびB型の2種類があります。設計、形状は異なりますが、燃料の性能は同等となっています。

今回輸送したB型(3号機用)の仕様は以下のとおりです。

 

9×9燃料(B型)

燃料棒配列

9行9列

燃料棒数

72本

最高燃焼度
(ウラン1トンあたりの発熱量を示す)

55GWd/t

平均濃縮度
(燃料体の全ウラン重量中のウラン235の割合)

約3.8wt%

ウォータチャンネル本数

1本(角管型)
(燃料棒9本分に相当)

添付資料2

今回の輸送に使用した輸送容器の概要

型式
(今回の輸送数)

NT-IV型輸送容器
(36個)

輸送容器所有者

原子燃料工業(株)

材質

軟鋼

輸送容器重量(注1)

約1,100kg

全長

約530cm

全幅

約83cm

高さ

約82cm

(注1)重量:燃料集合体を収納しない状態

輸送容器は、国の技術基準により定められた9mの高さから落下、800℃の環境下に30分間放置するなどの厳しい条件下においても問題がないように設計されています。

添付資料3

新燃料の輸送実績について

これまでに、今回の輸送を含め、浜岡1号機~5号機までの合計で102回14,799体の新燃料の輸送実績があります。

(内訳)

ユニット

輸送回数(回)

輸送体数(体)

1号機

28

2,390

2号機

29

3,659

3号機

26

4,208

4号機

17(注2)

3,100(注2)

5号機

7

1,442

合計

107(102)(注3)

14,799

(注2):MOX燃料の輸送(回数1回、体数28体)が含まれます。

(注3):1号機と2号機、1号機と3号機、1号機と4号機(2回)および2号機と5号機の同時輸送のため、浜岡原子力発電所への輸送回数は102回(カッコ内)となります。

ページトップへ