プレスリリース
高圧ガス保安法に基づく許可申請・届出漏れに係る全社調査結果と再発防止対策について
2011年01月31日
中部電力株式会社
当社は、三重県内の火力発電所で、高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れが確認(2010年12月6日お知らせ済み)されたことから、その他全ての高圧ガス設備に対象を拡大し、同様の事象がないか全社調査を進めてまいりました。
その結果、愛知県内の火力発電所(2010年12月24日お知らせ済み)および浜岡原子力発電所(2010年12月27日お知らせ済み)に加え、建物の空調設備において高圧ガス保安法に基づく申請・届出漏れを新たに22件確認しました。
当社は、これらの調査結果および再発防止対策について、当該各県への報告が本日全て終了いたしましたのでお知らせいたします。
1 全社調査結果
全社調査の結果は、以下のとおりです。
2 原因および再発防止対策
(1)法に関する教育の充実
高圧ガス保安法に基づく許可申請・届出の要否等について熟知していなかったことから、法令について再教育を実施します。
(2)チェック体制の充実
工事計画時に許可申請・届出要否を確認する仕組みが十分でなかったことから、工事計画部署・設備管理部署の担当者、上長に加え、新たに第三者の視点からチェックする体制とし、高圧ガス保安法に基づく届出要否を事前に確認することで、類似不適切事象の再発防止に努めます。
また、届出の要否に疑念が生じた場合に相談できる法令問い合わせ窓口(平成19年以降設置済み)を有効活用するよう再徹底します。
今回、新たに高圧ガス保安法に基づく許可申請・届出漏れとなった建物の空調設備については、定期点検等を実施しており、異常がないことを確認しております。
当社といたしましては、今一度原点に立ち返り、再発防止策を徹底するとともに、お客さまから安心、信頼していただける電気事業を継続していくことに全力をあげて取り組んでまいります。
別紙
以上