プレスリリース
知多LNGターミナルにおけるLNG船累計受入3,000隻達成
2011年11月21日
中部電力株式会社
東邦ガス株式会社
中部電力株式会社(代表取締役社長:水野明久、所在地:名古屋市東区東新町1番地)および東邦ガス株式会社(代表取締役社長:佐伯卓、所在地:名古屋市熱田区桜田町19番18号)は、海外から輸入したLNG(液化天然ガス)の受入・貯蔵・気化を行うLNG基地「知多LNGターミナル」を、愛知県知多市に設置しております。
本日入港した「アルガラーファ号」をもって、知多LNGターミナルにおけるLNG輸送船の累計受入隻数が、3,000隻を達成いたしましたのでお知らせします。
1977年9月にインドネシア産のLNGを初受入して以来、約34年をかけて、無事故・無災害で3,000隻の受入を達成しました。累計のLNG受入量は約1億7,200万トンにおよびます。
両社は、電力・都市ガスの安定供給と環境保全のため、発電用燃料および都市ガス原料として、カタールやインドネシアなどからLNGを輸入しています。知多LNGターミナルでは、2010年度は、約860万トン(140隻)のLNGを受け入れており、日本有数のLNG基地です。また、中部電力の年間LNG所要量の約60%、東邦ガスの年間LNG所要量の約80%を取り扱っており、中部地域には欠かせないエネルギー基地でもあります。
知多LNGターミナルには、1977年に両社が建設した知多LNG共同基地、1983年に操業を開始した知多エル・エヌ・ジー(株)知多LNG事業所、2001年11月から操業を開始した東邦ガス(株)知多緑浜工場の3基地があります。
3基地は、相互にLNGの受払を調整するなど一体となって効率的に運用しております。
両社は、今後とも、暮らしに欠かせないエネルギーを安定的にお届けし、社会の発展に貢献してまいります。
別紙
以上
別紙1
1 知多LNGターミナルの概要
・知多LNG共同基地(中部電力および東邦ガス共同所有)
敷地面積:150,190m2
受入設備:桟橋1基(L1)
貯蔵施設:地上式タンク 4基(300,000m3)
気化設備:中部電力用 4基、東邦ガス用 10基
・知多エル・エヌ・ジー㈱(中部電力および東邦ガス共同出資)
敷地面積:319,640m2
受入設備:桟橋1基(L2)
貯蔵施設:地上式タンク 6基(480,000m3)、地下式タンク 1基(160,000m3)
気化設備:中部電力用 11基
・知多緑浜工場(東邦ガス所有)
敷地面積:302,461m2
貯蔵施設:地下式タンク 2基(400,000m3)
気化設備:中部電力用 2基、東邦ガス用 5基
(注)上記3基地へのLNG受入業務は、知多桟橋管理株式会社にて実施。
【知多LNGターミナル】
別紙2
2 LNG輸送船(アルガラーファ号)の概要
全長(m) |
315.162 |
---|---|
型幅(m) |
50.00 |
型深さ(m) |
27.00 |
喫水(m) |
12.00 |
載貨重量(t) |
100,220 |
最大LNG積載量(t) |
約95,000 |
(注)満載時