プレスリリース

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タイ国・風力発電事業への参画について

2011年12月12日
中部電力株式会社

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当社は、タイ北東部における風力発電事業に参画することとし、本事業の事業会社であるFirst Korat Wind社およびK.R.Two社の株式それぞれ20%を取得いたしましたのでお知らせします。

当社が海外の風力発電事業に参画するのは初めてとなります。

本事業は、ナコーンラーチャシマー県地内(バンコク北東約260km)において、合計18万kW(計9万kW×2)の風力発電事業を約37km2の土地において実施する計画であり、2013年3月の完成予定時には、本格的規模での商業運転として、同国における初めての風力発電プロジェクトとなる予定です。

なお、発電した電力はタイ発送電公社(以下「EGAT」)との電力売買契約により、同社に卸販売いたします。

本事業の共同出資者は、タイ国におけるローカルパートナーであるラチャブリ発電持株会社(以下「RATCH」)(注)およびAeolus Power社(土木エンジニアリング会社であるDEMCO社とデベロッパーであるWind Energy Holding社が出資する持株会社)(以下「Aeolus」)となります。

当社にとって、タイ国は、2001年の当社初の海外投資案件への参画以降、2006年にはバンコク事務所を設置するなど、アジア地域における拠点として位置付けている国です。本年4月のタイ国・工業団地内コジェネレーション事業への参画に続いて、今回新たに本事業に参画することで、同国における取り組みを強化できるとともに、海外における地球環境保全の一環として貢献できるものと考えております。

当社は、将来にわたる持続的な成長を確かなものとするために、経営資源を活用して海外での事業展開を進め、収益の拡大を目指してまいります。また、海外事業を通じて技術力やブランド力などの向上を図ることにより経営基盤を強化し、国内のエネルギーサービスのさらなる充実を目指してまいります。

(注)ラチャブリ発電持株会社
タイ国大手の民間発電事業者。EGATが45%の株式を所有する持株会社であり、ラチャブリ天然ガス火力発電プロジェクトにおいて当社と共同出資(25%)を行っている。

別紙

以上

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