プレスリリース
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名古屋支社の送電線工事における工事費の不適切精算による工事請負会社への過払い等について
2018年05月10日
中部電力株式会社
当社は、名古屋支社技術部送電グループが実施した送電線工事に関して、「工事請負会社に対して工事費の不適切な精算が行われている」との社内情報に基づき、過去8年間で同グループが担当した52件の送電線工事について調査を実施したところ、8件の不適切な精算による過払い(注)事象(以下「本事案」)を確認いたしました。
このうちの1件は、お客さまに工事費をご負担いただいて実施した工事であり、お客さまから過大な工事費を受領しておりました。
ご迷惑をおかけしましたお客さまに心よりお詫び申し上げますとともに、速やかに返金の手続きを行ってまいります。
本事案において、当社社員が不適切な精算を行い、複数の工事請負会社に対して過払いしていたことは、お客さまからの信頼失墜につながるコンプライアンス上の重大な問題であると受け止めています。
このため、社内コンプライアンス推進会議のもとに調査委員会を設置し、全社の送電線工事に対する調査および原因の究明、ならびに再発防止策の立案、徹底を迅速に進めてまいります。
調査状況につきましては、5月末を目途に取りまとめてご報告いたします。
当社は、本事案につきまして、資源エネルギー庁はじめ関係監督官庁に報告しております。
(注)「不適切な精算による過払い」
当社の仕様(単価・施工内容)に基づく工事費を超えて工事請負会社に対して支払うために、実態とは異なる施工内容を織り込み、過剰な支払いを行った。
添付資料
以上