プレスリリース

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「平成30年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞」の受賞について

2019年01月15日
中部電力株式会社

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当社は、本日、トヨタ自動車株式会社(所在地:豊田市、代表取締役社長:豊田 章男、以下「トヨタ自動車」)、株式会社豊電子工業(所在地:刈谷市、代表取締役社長:盛田 高史、以下「豊電子工業」)と実施した「熱可塑性CFRP(注)の過熱水蒸気を用いた急速加熱による省エネルギーの取り組み」に関して、平成30年度省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、最高位である「経済産業大臣賞」を共同で受賞しました。

(注)Carbon Fiber Reinforced Plastics:炭素繊維強化樹脂

「省エネ大賞」は、優れた省エネ活動事例や技術開発による先進型の省エネ製品等を表彰するもので、当社が「省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞するのは初めてとなります。

このたびの受賞は、産業分野での使用拡大が期待されているCFRPの加熱工程において、加熱方式の検討・過熱水蒸気を用いた設備導入・品質確認などの取り組みを通じて、省エネ性と生産性の向上を実現したことが高く評価されたものです

当社は、モノづくりの高度化に伴い多様化するお客さまの課題を解決するために、お客さまの生産ラインを作り込む段階から提案を行う「開発一体型ソリューション」を展開しており、今回の取り組みもそのひとつとなります。

今後も「開発一体型ソリューション」を始めとする、お客さまのニーズを捉えた様々なソリューションサービスを展開していくことで、お客さまからの期待に応えてまいります。

【経済産業大臣賞受賞の概要】

受賞テーマ

「熱可塑性CFRPの過熱水蒸気を用いた急速加熱による省エネルギーの取り組み」

事業者

トヨタ自動車、中部電力、豊電子工業

対象事業所

トヨタ自動車 元町工場

事例概要 

  • トヨタ自動車元町工場の燃料電池車用部品を生産するCFRP加熱工程において、従来の電気ヒータによる加熱方式から、過熱水蒸気と電気ヒータを組み合わせたハイブリッド加熱方式を共同開発・導入した。
  • ハイブリッド加熱方式の導入により、従来の電気ヒータによる加熱方式と比較して、エネルギー使用量を77%削減、加熱時間を 69%短縮した。

別紙

以上

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