プレスリリース

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JICAから「スリランカ国電力セクターマスタープラン実現に向けた能力向上プロジェクト」を受託

2020年03月10日
中部電力株式会社

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当社は、本日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「スリランカ国電力セクターマスタープラン実現に向けた能力向上プロジェクト」(以下、本プロジェクト)を、日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元 龍一)と共同で受託いたしました。

スリランカ国では、経済成長に伴う電力需要の増加を背景に、水力発電を中心とした電源開発が進められてきましたが、新規開発地点の減少に伴い、近年は主に火力発電の開発が行われています。こうした中、エネルギーセキュリティの向上、低炭素社会の実現に向け、風力発電・太陽光発電等の再生可能エネルギーへの投資を加速させていく必要があります。

本プロジェクトは、最適な電源構成の実現や再生可能エネルギー導入促進に向けた送配電網の整備、発電出力予測、調整電源の確保などに向け、セイロン電力庁等の関係機関の能力向上を目的に2020年3月から2023年3月まで実施されるものです。

当社は、これまで培ってきた電気事業の知識・経験を活かし、スリランカ国への技術指導・移転を行うなど、本プロジェクトに取り組んでまいります。

今後とも、海外コンサルティング事業を通じて、アジア・アフリカなどの開発途上国を中心とした海外諸国の電気事業の整備・発展に貢献してまいります。

「スリランカ国電力セクターマスタープラン実現に向けた能力向上プロジェクト」の概要

対象地域 スリランカ国全域
関係官庁・機関
  • セイロン電力庁
  • 電力・エネルギー・ビジネス開発省
  • 公益事業委員会 他
受託期間 2020年3月~2023年3月
受託金額 約3.7億円
主な業務内容 以下に資する技術指導・移転を行う
  • 再生可能エネルギー導入促進に向けた戦略・計画策定能力の強化
  • 再生可能エネルギー導入拡大に伴う系統運用能力(需給バランス調整など)、系統開発能力(合理的な設備形成など)の強化
  • 配電運用能力(停電対策など)の強化

以上

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