定例記者会見

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2019年7月度 定例記者会見 勝野社長挨拶

2019年07月31日
中部電力株式会社

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  • 本日、私からは、
    • 分社化後の新たなブランド

    について、お話しいたします。

分社化後の新たなブランド

  • 当社は、経営ビジョンにおいて、エネルギー事業とともに、お客さまや社会をむすぶ新しいコミュニティの形を提供することで、新たな価値をお届けすることを掲げています。
  • この経営ビジョンの実現に、強い覚悟と意思を持って臨むため、発販分離型の新たなビジネスモデルを実践してきており、本日、分社化後の新たなブランドを決定いたしました。
  • まず、はじめに社名についてご説明いたします。
  • 当社は、創業以来約70年にわたり、中部地域の皆さまとともに歩んでまいり、「中部電力」という名前は皆さまに育てていただいた大切なブランドであると考えています。
  • このため、持株会社の社名は「中部電力株式会社」を今後も継承することとし、各事業会社についても、この「中部電力」を用いた社名といたしました。
  • まず、送配電事業会社については、「中部電力パワーグリッド株式会社」といたしました。
  • 送配電事業会社の最大の使命は、電力の安定供給であり、このためには、常に電力の需給バランスを維持することと、送配電ネットワークを安定的に運用していくこと、この2点が必要不可欠であります。
  • そこで、電力そして電力需給を意味する「パワー」と、送配電ネットワークを意味する「グリッド」という言葉を用いながら、送配電事業会社が期待されている機能がはっきりとわかる社名といたしました。
  • 次に、販売事業会社については、「中部電力ミライズ株式会社」といたしました。
  • これまでのエネルギー事業だけでなく、お客さまの暮らしや社会を支える事業者として、将来の絵姿である「未来図」をお客さまと一緒に考え、実現していきながら、共に発展していきたいという思いを込めております。
  • 次に、シンボルマークについて、ご説明いたします。
  • 「中部電力」および「中部電力ミライズ」のシンボルマークは、分社化後も一体となって、お客さまや社会の期待に応えていきたいという思いを込め、同一のマークといたしました。
  • デザインは、日本地図をモチーフに、中心の白い四角形のスペース部分を中部地域に見立てています。そして、当社が「人と人」「人と社会」をつなぐことで、新たな価値を創出し、それを全国へ、そして世界へ向け、光のように広げていきたいという思いを込めております。
  • 次に「中部電力パワーグリッド」のシンボルマークは、中部の頭文字である「C」をモチーフに、先ほど中部地域に見立てた四角形を、「C」の右上に飛び出すように配置することで、エネルギーの安定供給を通じて、中部地域のみなさまとともに、さらなる成長を遂げたいという思いを込めております。
  • 続いて、コーポレートスローガンについて、ご説明いたします。
  • コーポレートスローガンは、「むすぶ。ひらく。」といたしました。
  • ひとびとの暮らしや社会構造が大きく変化する中、当社がエネルギー事業で培ってきた使命感や技術力、提案力などをもとに、「人と人」「人と社会」「技術と技術」をつなぎ、むすび合わせることで、人の可能性と未来をひらいていきたいという思いを込めて、わかりやすく、シンプルな表現としました。
  • 一方で、「ひらがな」を用いることで、「むすぶ」・「ひらく」という言葉に、いろいろな意味合いを持たせることができ、従業員一人ひとりがあらゆる場面において、多様な感性で、このスローガンを使っていきたいと考えています。
  • このように、新たなブランドでは、持株会社・各事業会社ともに、「中部電力」という社名を引き継ぎ、シンボルマークの色合いも統一しました。
  • これは、分社化後も総力を結集して、みなさまからの期待を超えるサービスをご提供していくという思いを表したものであります。
  • 分社化により「中部電力」という会社の形は変わることになりますが、地球環境に配慮した、良質なエネルギーを、安全・安価で安定的にお届けするという使命は変わるものではありません。
  • 当社は、分社化以降も、それぞれの事業領域が安定供給に向けて連携することで、「変わらぬ使命」を完遂するとともに、エネルギー供給の枠組みを超えた「新たな価値の創出」に挑戦し続けることで、持続的な成長を実現し、お客さまや地域にとって、今まで以上に「なくてはならない存在」となれるよう、邁進してまいります。
  • 私からは以上です。

資料



以上

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