中部電力グループレポートデジタルブック - 中部電力グループレポート(統合報告書)|中部電力
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トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等10Chubu Electric Power Group Report 2021変わらぬ使命の完遂新たな価値の創出期待を超えるサービスを、先駆けてお客さまへお届けする「一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」連結経常利益:2,500億円以上(2020年代後半)同時達成 2020年度は、まさに激動の1年となりました。私は、社長就任を控えた2020年2月の会見で、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、低炭素化、お客さまニーズの多様化、自然災害激甚化など事業環境は「歴史的転換点」にあり、2018年に策定した経営ビジョンに掲げる「変わらぬ使命の完遂」と「新たな価値の創出」の同時達成に全力を注ぎ、「社会の発展に貢献する」との決意をお伝えしました。 その直後から新型コロナウイルス感染症が急速に広がり、当社においても社員や家族の安全と健康を守りつつ、安定供給を果たし続ける人員体制を改善させながら事業継続に全力を尽くしてまいりました。また、「お客さまが元気でなければ当社グループも元気にならない」との考えのもと、コロナ禍で苦しむお客さまに、できる限り寄り添った施策を展開してまいりました。社会全体においても、テレワークや巣ごもりにより人流が減る一方で物流は増えるなど、社会構造・生活様式が激変しています。 地球温暖化防止をめぐる動きについても、昨年10月の菅首相による2050年カーボンニュートラル宣言、今年4月の国の2030年温室効果ガス削減目標の46%への引き上げなど、低炭素化にとどまらず、「脱炭素化」まで一気に加速しています。 また、昨冬は全国的に電力需給がひっ迫した点でも、大きな教訓を残すことになりました。これは、アジアの寒波、LNG(液化天然ガス)の生産・輸送など様々な要因が重なったもので、お客さまや事業者のみなさまにご協力いただき、必要な供給力を確保することはできましたが、改めて「くらしに欠かせないエネルギーを安定的にお届け」する責務の重大さを認識いたしました。 私は、こうした大きな変化は、むしろ経営を革新するための絶好のチャンスを生み出すものと確信しております。今後は、コロナ禍を乗り越え、従来とは異なる新たな経済社会に変革していく時期と考えます。私たちは、社会構造・生活様式の激変、脱炭素化などの事業環境の変化を新たなビジネスチャンスと捉え、2050年の社会像まで見据えた戦略のもとで果敢にチャレンジしていきます。◎中部電力グループ 経営ビジョン2020年度をふりかえる110Chubu Electric Power Group Report 2021トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等

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