中部電力グループレポートデジタルブック - 中部電力グループレポート(統合報告書)|中部電力
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トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等 こうした電源の広域的な活用や地産地消の進展を両立する次世代送電網の整備、アグリゲートサービスの展開を通じて、レジリエントで最適なエネルギーサービスの提供を推進してまいります。 私たち中部電力グループは、コミュニティサポートインフラを通じて、セキュリティの確保を前提に、エネルギーと様々なデータを活用することで、お客さま一人ひとりに寄り添った、暮らしを便利で豊かにするサービスをお届けし、その価値を最大限に経験、実感いただけるよう取り組んでまいります。 例えば、当社は昨年、医療情報の管理会社であるメディカルデータカード株式会社を子会社化しました。大学病院やクリニック、患者さまと連携して、遠隔診療のご支援、さらには予防医療も含めたサービスを展開していきます。その先に目指すのは、エネルギーデータと医療データを掛け合わせる一歩先の価値・サービスの提供です。エネルギーデータを通じて生活リズムの変化を把握し、医療データと合わせることで疾患リスクに及ぼす影響を予測できます。さらに、生活改善に向けてケータリング会社と提携して、お客さまの体調に合わせて最適な飲み物や食事を届けるといったサービスも可能になります。つまり、お客さまのニーズを捉え、先取りして「健康」「快適さ」「食」を統合した価値をお届けできるようになるのです。 脱炭素化に向けては発電分野が注目されがちですが、バリューチェーンのあらゆる面で取り組むことが重要です。 発電分野では、バランスの取れた電源ポートフォリオ構築が前提となりますが、再生可能エネルギーについては2030年頃に200万kW以上の開発を目標として掲げており、本年6月時点で29%の進捗となっています。また、脱炭素化に向けて原子力は重要かつ現実的な手段であり、安全を確保したうえで活用していきます。さらに火力も安定供給のためには引き続き必要です。CO2を排出しない水素・アンモニアの利用やCCUS※2などのイノベーションを最大限に活用し、ゼロエミッション火力(CO2を排出しない火力)をJERAとともに推進していきます。 送配電分野では、再エネ電源の導入拡大に伴う出力変動や需給バランスなどに対応し、調整力の広域化や電源の出力予測等の高度化を図ることで、脱炭素に向けた再生可能エネルギーの最大活用と安定供13Chubu Electric Power Group Report 2021トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等暮らしを便利で豊かにするサービスの提供▶P31バリューチェーンのあらゆる面での脱炭素化▶P20

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