中部電力グループレポートデジタルブック - 中部電力グループレポート(統合報告書)|中部電力
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トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等給を両立するネットワークの構築を進めていきます。 販売分野では、現状25%程度にとどまる電化率の向上を図っていきます。さらには非電化部門についても脱炭素化への工夫を新たなソリューションとして提供できると考えています。私たちは、お客さまとともに生産ラインから作りこむ「開発一体型ソリューション」に積極的に取り組むなど、エネルギー全般の有効利用につながる独自のソリューションノウハウを蓄積してきました。こうしたソリューション技術やお客さまとのパートナーシップは、脱炭素化に向けた極めて有効なビジネスモデルであり、「省エネ」「創エネ」「活エネ」の三位一体で取り組んでいきます。 S+3E※3の観点、とりわけ脱炭素化に向けて、発電時にCO2を排出しない原子力発電が果たす役割は大きくなっており、安全を確保したうえでしっかりと活用することが必須と考えます。 当社の浜岡原子力発電所においては、現在、原子力規制委員会による新規制基準への適合性確認審査を受けています。安全性向上対策の要となる「基準地震動」「基準津波」が概ね確定後は、プラント関係審査が進むとともに、これらに基づき安全性向上対策の内容をご説明することが可能となります。これまで以上に地域・社会のみなさまのご理解と信頼をいただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。 事業活動で何より大切なことは、お客さまや社会からの「信頼」にお応えすることであり、私たち中部電力グループは、良き企業市民としてのCSR(社会的責任)を完遂してまいります。 当社および中部電力ミライズは、今年4月13日に、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いがあるとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受けました。この事実を真摯に受け止め、同委員会の調査に対し全面的に協力しております。みなさまにはご心配をおかけしていますが、私たちは、信頼が事業運営の基盤であることを肝に銘じ、コンプライアンスを徹底してまいります。 また、当社グループの事業活動は、社員やパートナーの「安全と健康」があって初めて成り立つものです。働き方改革も進めて、個人の力がさらに発揮できる環境づくりに積極的に取り組んでいます。私のモットーは「思いっきりやろう」です。年齢・性別・役職などの枠にしばられず、多様な人が「思いっきり」意見を出すことで斬新な発想が生まれます。「思いっきり」やれば、たとえ失敗しても次につなげることができます。それが社員のモチベーションを高め、会社の業績アップに必ずつながると確信しています。 社外の新しいパートナーとも、それぞれが保有する価値を掛け合わせ、お客さま一人ひとりに寄り添ったサービスをお届けすることが成長につながります。私たち中部電力グループは、コーポレートスローガン「むすぶ。ひらく。」のとおり、お客さまとお客さま、お客さまと社会、お客さま・社会と中部電力グループをむすび、ステークホルダーのみなさまとともに、未来をひらく新たな価値を創造していくことをお約束します。※1 アグリゲートサービス : 分散型電源や需要などを、通信技術により集約し、電力使用量の調整や蓄電池への充放電の指示などを通じて、流れる電気の量を調整することで、お客さまのエネルギーコスト削減、再生可能エネルギーの出力抑制回避などの様々な価値を提供するビジネス※2 CCUS : 二酸化炭素の回収・利用・貯留技術(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)※3 S+3E : 安全性(Safety)、エネルギーの安定供給(Energy security)、経済効率性(Economic eciency)、環境への適合(Environment)多様性を活かした事業基盤の構築514Chubu Electric Power Group Report 2021トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等安全の確保を最優先に、浜岡原子力発電所を活用▶P37

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