中部電力グループレポートデジタルブック - 中部電力グループレポート(統合報告書)|中部電力
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トップコミットメント価値創造気候変動事業活動ガバナンス人 財戦 略経営・財務データ等トップコミットメント価値創造戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等気候変動[ガバナンスの強化] 社長をトップとする経営層が原子力安全のリスク分析・評価、安全対策の内容を把握し、適切に審議する枠組みを構築しています。また、これらの取り組みについて、経営的観点、現場における技術的観点で社外の有識者からアドバイスをいただく仕組みも構築しています。[リスクマネジメントの強化] リスクについて、従来はトラブルやヒューマンエラーとして顕在化したものに対応してきました。現在はリスク評価の対象を、発電所の設備の状況から諸活動への気づきを含む多様な情報までも広げ、リスクが顕在化する前に改善を図ることで、事象発生を防止できるよう、リスクマネジメントの強化に取り組んでいます。また、2020年度から導入された自主保安を重視する新検査制度を活用し、事業者の主体的な取り組みとそれを監視・評価する規制の双方の活動を噛み合わせて安全性を向上していきます。 リスクを限りなくゼロに近づけるため、新規制基準への対応にとどまらず、安全性向上対策に取り組んでいます。 浜岡原子力発電所では、従来から常に最新の知見を反映し、安全性の向上に努めてきました。福島第一原子力発電所の事故以降も新規制基準への対応にとどまらず、リスクと向き合いその低減に努め、自主的・継続的な安全性向上に取り組んでいます。リスク低減の取り組み● ガバナンス体制● 発電所内(オンサイト)におけるリスク低減の取り組み(イメージ)原子力安全向上に資する適切な経営判断浜岡原子力発電所の継続的な安全性向上ATENA※JANSIWANO社内の情報・リスク評価社外からの意見・評価協調経営的観点から技術的観点から浜岡原子力安全アドバイザリーボード(2017年10月~)原子力安全向上会議アドバイザリーボード(2014年9月~)経営層社 長リスクマネジメントの強化リスクコミュニケーションの強化社内外とのコミュニケーション広報部門リスク低減の取り組み状況を確認・評価原子力部門自主規制組織による第三者レビューの活用原子力リスク研究センター協調原子力リスクへの備え原子力安全向上会議(2014年6月~)リスクの分析対策の実施リスクの特定リスクの評価安全性向上の取り組みトラブル・事故などの発生確率それでも残るリスクへの対応オフサイト対応4重大事故の影響を緩和する機動性の高い可搬型の電源・注水・除熱設備なども活用した柔軟な対応を行います。2事故への進展を防止するトラブルを早期に発見し、原子炉の運転を止めるなどの対応を行います。たとえ、事故に発展しても…3事故の発生に備える、重大事故に至らせない多重・多様な対策により、著しい炉心損傷(重大事故)を防止します。万が一、炉心が損傷したとしても…1トラブルの発生を防止する十分余裕のある設計とするとともに、その品質を継続して維持・管理しています。仮に、トラブルが発生しても…TOPICSパフォーマンスの向上 顕在化前のリスクにも対応するには、自らが気づき、改善する行動姿勢を高めることが重要です。現場におけるリスクに気づく力の向上の取り組みとして、作業安全、保修、放射線安全など、分野ごとに現場観察における着眼点と指摘すべき事項の具体例を見える化しています。これを活用することでリスク認識の感度を向上させ、組織へのリスクマネジメントの浸透・定着を図っています。※ATENA:原子力エネルギー協議会、JANSI:原子力安全推進協会、WANO:世界原子力発電事業者協会浜岡原子力発電所の活用に向けた取り組み38Chubu Electric Power Group Report 2021

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