中部電力グループレポートデジタルブック - 中部電力グループレポート(統合報告書)|中部電力
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トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等栗原 脱炭素では、VPP※2、デマンドレスポンス※3、再生可能エネルギー由来の電気へのニーズなど、  一方的に電気を供給していた頃とは、お客さま・地域社会との関係性は大きく変わってきています。勝野 ご認識のとおりです。地域のなかのエネルギーインフラ、脱炭素、循環型社会に向けた活動は地域・お客さまと当社が一体となって進めていくものです。今後しっかりとお客さま・地域社会とのつながりを太くしていきたいと思います。栗原 ステークホルダーというのは多様な側面があるので、コミュニケーションは極めて重要です。社会に貢献しようとする意識、高潔であること、信頼性といった当社の社風は貴重であり変わってほしくない価値観です。この社風のもと、多様な人財が活躍し、互いを栗原 「人財」はリソースではなく財産ですから。2点目の「様々なステークホルダーとの対話」については、お客さま、株主・投資家、地域社会、取引先、従業員の声が経営に反映されることが大切です。更に各ステークホルダーも多様な視点を持っています。そこで、まずは、経営の考え方がステークホルダーにしっかりと届くようにする必要があります。先日、「株主アンケート」の結果※1を拝見しましたが、こうしたステークホルダーの声をしっかり受け止めることが重要です。 結果を見ると、多くの株主が長期保有を目的とし「安定性」を重視しているものの、「成長性・将来性」は必ずしも評価されていません。私自身は、当社は社会の変化に主役的に貢献し変化を成長機会にできる会社であり、「成長性・将来性」を評価していますが、こうした戦略や取り組みを形にして株主の皆さまに発信していく必要があると認識しています。勝野 株主・投資家はもちろん、お客さま・地域社会をはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションは極めて重要であり、さらに強化していきます。尊重し、意見を出し合いながらチャレンジする姿勢を大事にしてほしいと思います。勝野 はい、変わらぬ社風のもと、同時に、ビジネスが変わる、あるいは働き方を変えていくなかで、従業員一人ひとりが「日々新に」変わっていくという意識を持ちながら、会社のビジョンや事業領域ごとの事業計画と自分の役割をうまく結び付け、チャレンジしていきます。 中部電力グループは全てのステークホルダーとつながっています。くらしに欠かせないエネルギーをお届けし、社会の発展に貢献するという「企業理念」の実現に向け、ステークホルダーとのコミュニケーションを深めて、ともに価値を創造するために一層力を注いでいきます。※2 VPP(バーチャルパワープラント=仮想発電所) : 蓄電池、電気自動車、空調機器、ヒートポンプ給湯器といった分散型エネルギー資源を、Iotを活用した高度なエネルギーマネジメント技術によって遠隔・統合制御する仕組み。※3 デマンドレスポンス : 電力ユーザーが指定された電気の使用を制御することで、生じた余力を需給調整に活用する仕組み。※1 株主アンケートの結果 : https://www.chuden.co.jp/ir/ir_kabunushi/kabunushi_results/54Chubu Electric Power Group Report 2021トップコミットメント価値創造気候変動戦 略事業活動ガバナンス人 財経営・財務データ等取締役会議長・社外取締役 対談

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