日本に住む民族の、ほとんどは日本民族だよね。でもアフガニスタンには、日本とちがって習慣(しゅうかん)や話す言葉がそれぞれちがうたくさんの民族が住んでいるよ。農民だったり、決まった住所を持たない遊牧民だったり、民族ごとにくらし方もちがうんだ。

おもな民族
 おもな民族はアーリア系(けい)のパシュトゥーン族で、国民の約60%、つぎに同じ系統(けいとう)のタジーク族31%、そのつぎがトルコ系のウズベク族5%、モンゴル系のハザラ族(日本人と似(に)ているんだよ)3%、残りの1%にパルーチ族、ヌーリスタン族、トルクメン族、モゴール族、中央アジア系少数民族(けいしょうすうみんぞく)、インド系民族、アラブ系民族とじつにさまざまなんだよ。

食べ物
 主食はナンというパンのようなものだよ。小麦粉に水を加えて練(ね)って、かまで焼いたものなんだ。
体にいいからと、タマネギやヨーグルトをよく食べるそうだよ。
 宗教(しゅうきょう)の教えにしたがって、お酒やブタ肉は口にしないんだ。肉はトリやヒツジの肉をよく食べるよ。

住まい
 この建ものは、乾燥(かんそう)した日干(ひぼ)しレンガを使ったものだよ。
 ほかには木材を主体に、すき間に練った土をうめた建てものなど、土地やくらしかたに合わせているよ。
お店
 あちらこちらに、干(ほ)しぶどうやくるみ、あげたお菓子(かし)などがならぶ。赤い色がとてもきれいなトマトやくだものもいっぱいだ。
 アフガニスタン人はお茶が好き。茶店(チャイハナ)に、集まってはお茶を飲み、いろいろなことを話しているんだって。
お話をうかがった方(写真提供) 
名古屋聖霊短期大学名誉教授 三上稲子先生
他写真/講談社「原色写真文庫」より