カミナリの電気について、もう少しくわしく説明しよう。地面や水面が、太陽によってあたためられると、水蒸気(すいじょうき)をいっぱい含(ふく)んだ空気が空にのぼっていくんだ。空の上は温度が低いから、水蒸気(すいじょうき)は小さい水や氷のつぶになるよ。それらがぶつかりあうと、まさつで電気がおきるんだ。これらの電気をたくさんもった雲がカミナリ雲だよ
(1)カミナリ雲の下のほうのマイナス電気は、地上のプラス電気を引き寄(ひきよ)せる。
(2・3)すると雲の下のほうから地上に向けて電気が流れて通り道ができるんだ。この通り道を今度は地上から雲にむかって今度はもっと大きな電流が流れる。地上からの電気と雲からの電気の通り道がつながった!これが十分の一秒の間に何回もくりかえされるよ。
これが「落雷(らくらい)」した状態(じょうたい)だ。電気の通り道が光っているのがイナズマなんだけど、光るのは一瞬(いっしゅん)なのでなかなか目で確(たし)かめられない。落ちてくるように見えるけど、そうじゃないんだ。カミナリは、家庭用電気の数千倍の電流と数百万倍の電圧(でんあつ)をもっている大きなエネルギーなんだよ。
「ピカッ」と光ってから「ゴロゴロ」と鳴るまでの時間で、カミナリまでの距離(きょり)がわかるんだよ。音は1秒間に340mの距離(きょり)で空気中を進むということがわかっているからね。光ってから3秒でゴロゴロ鳴ったら約1km離(はな)れているということだよ。今度カミナリの時に、計算してみてね