話をする時の声はどうやって聞こえるのか、考えたことがあるかな?音を出しているものは、かならずしん動しているんだ。そして、音が聞こえるためには、そのしん動を伝えるものが必要だよ。目の前にいる人と話をしているときには、声がまわりの空気をしん動させて、空気を伝わって相手に聞こえるんだ。
電話では、声による空気のふるえが、電気の信号に変わって電話線を伝わっていくよ。その電気の信号は、受話器で空気のしん動にふたたび変わって耳に伝わるんだ。これが電話のしくみだよ。
 
 
電話線は家庭や会社などから外に出て、電柱でケーブルにつながっている。ケーブルというのは電話線がたばになったものだよ。電柱だけでなく、地下や海底を通っている電話線もあるんだ。そして電話線は電話局の中にある交かん機につながる。交かん機は電話番号を読みとって、たくさんの電話の中から相手の電話を選んでくれる仕事をしているんだ。交かん機は、電話の交通整理係といえるのかもしれないね。
 
持ち運びのできるけい帯電話やPHSは、テレビやラジオのように、電気の信号をアンテナからの電波にのせて伝えているんだよ。電波は空気中をあらゆる方向にちらばって進む。その電波を電話局やビル、山のてっぺんにつけられたアンテナが受けて、交かん機につなげるんだよ。
最近ではけい帯電話を使う人がふえている。でも人ごみの中で大きな声で話したりするのはとてもめいわくなことだよね。けい帯電話を使うときに気をつけたいことをあげておくね。
・映画館(えいがかん)や美術館(びじゅつかん)、レストランなど、静かなところでは使うのをやめよう。
・電車やバスのなかは他の人のめいわくになるのでおりてから使おう。
・病院では電げんを切っておこう。
・車の運転をしながら使うのはとても危(あぶ)ないので、おうちの人に運転中は使わないように約束しておこう。