遠くの人とも話ができる便利な電話。今はそれだけじゃなく、電話線とコンピュータをつなげて、文字や音、絵や映像(えいぞう)などをカンタンに送ったり受け取ったりできるね。けい帯電話もテレビ電話の機能(きのう)を加えたり、形もどんどん小さくおしゃれになっているよ。そして光ファイバーというパワフルな電話線も登場した。これは声や音を電気の信号から、光の信号に変えて伝えるものなんだ。今までの電話線より16,000倍もたくさんの情報(じょうほう)を早く送ることができるから、これからはもっといろいろなことができるようになるね。
光ファイバー
光ファイバーとは、髪(かみ)の毛よりも細いガラスでできている電話線なんだ。電話の声なら10万人分もの情報(じょうほう)をまとめて送ることができるんだよ。
明治9年、アメリカのグラハム・ベルが電話を発明。
日本で初めての電話機。しかし残念ながら、実際(じっさい)には使われませんでした。
明治23年日本で初めて使われるようになった電話機。
取材協力・写真提供
西日本電信電話株式会社
明治時代、日本で初めて電話が横浜(よこはま)から東京でつながった時、荷物も送れるのではないかとカンちがいして、電話線に荷物をぶらさげた人がいたということだよ。
明治23年に始まった電話こうかんでは、まず電話をかける人が音が聞こえてくる器具(いまの受話器のようなものだよ)を耳にあてて、電話のまんなかにある筒(つつ)のようなものに向かって「オイオイ」とよびかけたんだって。そのよびかけに対して交換手(こうかんしゅ)が「ハイ、ヨウゴザンス」と答えたということだよ。「オイオイ」というのは、ずいぶんいばった言い方だけど、その頃(ころ)電話を持っていた人というのはえらい人ばかりだったから、こういういい方だったらしいよ。この「オイオイ」と「ハイ、ヨウゴザンス」がいつごろからか「もしもし」ということばに変わっていったんだ。もしもしというのは、「これから何かいいますよ」という気持ちで「もうします、もうします」といったのが、いいにくいことからだんだんと「もしもし」になっていったといわれているよ。