ボールを使って遊ぶ運動は、とても古い時代から世界各国にいろいろなものがあったことがわかっているんだ。だけど、今わたしたちが「サッカー」と呼(よ)んで親しんでいるもとになったのは、今から約700年前ころの中世といわれる時代からイギリスの各地で行われてきたボールをけるゲーム「フットボール」だよ。そのころはルールもなく、取っ組みあいやなぐりあいをしてまでボールをうばいあっていた。そして、教会やお城(しろ)の門などをゴールにして、そこをめがけてボールをけったり、手で投げたり、持って走ったりしていたんだよ。人々があんまり熱中するので、その時代の王様から何度も禁止令(きんしれい)が出された。それでもみんなやめないくらい人気があったんだよ。

世界でもっとも古いボール

イギリスの大英博物館というところには、世界でもっとも古いといわれている紀元前600年ころの古代エジプトのボールが4つ展示(てんじ)されているということだよ。これらのボールは、木や皮や布(ぬの)で作られていて、ボールの中には、こまかく切りきざんだわらや、草などがつめこまれていたんだ。


昔の日本人もボールリフティングをしていた!?
ボールリフティングって知ってるかな?手を使わずにボールを落とさないように、ポンポンとけり続ける運動のことだよね。これににた「けまり」という遊びは、日本のはるか昔に書かれた、『日本書紀』という本の中に書かれている。ずいぶん昔から「ける遊び」があったんだね。