今から約46億年前に、地球が誕生(たんじょう)したんだ。そのころの地球は、まだ熱くドロドロで水蒸気(すいじょうき)などのガスがふき出していたよ。できたてのころは熱かった地球の表面がだんだんと冷えてくると、大気中の水蒸気が雨となって地表にふりそそいで、海ができたんだ。
そしてできたての海に、もともと土の中にふくまれていた物質(ぶっしつ)がとけてまざりあい、塩分(えんぶん)のもとになる物質ができたと考えられているよ。このもとになる物質が、始めから水蒸気にふくまれていたという別の説もあるよ。
海の中には、塩(しお)をはじめ、いろいろな養分がとけこんでいたんだ。まず最初に、体のしくみのかんたんな生きものたちが海から生まれたよ。やがて、つぎつぎに新しい生きものがふえていく中で、光合成を行うモのなかまが生まれたんだ。この植物のおかげで大気中に酸素(さんそ)がふえ始めたよ。酸素がふえると、酸素を取りこんで呼吸(こきゅう)する生きものも誕生(たんじょう)する。こうして、いろいろな生きものたちが海の中から誕生し、海を出て陸に住むものへと進化していったんだよ。わたしたち人間のような、ほにゅう類が陸上にすむようになったのは今から約1〜2億年前のこと。ほにゅう類の体液(たいえき)<血液(けつえき)、リンパ液(えき)、細ぼう液など>にとけこんでいる成分が、海水ににていることからも、生命が海から生まれたことがわかるよ。