◎こらえ笑いは楽しい笑いをがまんした笑い   ●静かにするべき場所で笑ってしまう時など
◎つくり笑いはつきあいの笑い   ●あいさつする時 ●あいそ笑をする時など
◎大笑いは楽しい笑い   ●お笑い番組を見た時 ●よい成績(せいせき)をとった時  ●満腹(まんぷく)の時など
◎ごまかし笑いはつきあいの笑い   ●にが笑いする時など 
◎ホッとした笑いは気がゆるんだ時の笑い   ●くすぐられた時など

3階建ての脳(のう)を持つヒトは、複雑(ふくざつ)な感情(かんじょう)を表現(ひょうげん)することができるんだ。ひとくちに笑うといっても、いろいろな笑いがあるんだよ。ヒトの顔の筋肉(きんにく)は20くらいあるんだけど、 笑い方によって、それぞれ使われる筋肉もちがうんだ。にが笑いするときなどは、「おかしくて笑っているだけではないんだよ」という気持ちを伝えようとして、まゆげの筋肉が動くんだよ。また、こらえ笑いの時は、笑いをやめさせようとするために、口の横の部分の筋肉が動くんだ。感情(かんじょう)や頭の中で考えていることによって、動く筋肉がちがってくるんだね。
心から楽しい時には、大きな笑い声が出るよね。その時は顔の筋肉だけでなく、のどの筋肉、おなかの筋肉など、体全体を動かす笑いになるよ。
つきあいの笑いは、自分で笑おうとするから、口のまわりの筋肉を動かしてニッコリしていることが多いよ。でも、目は笑ってないんだ。
体や心のきんちょうがほぐれたときの笑いは、ちょうどかたいものがやわらかくなるように、顔の筋肉がゆるんで、かすかに笑った顔<=ほほえみ>になることが多いよ。
レオナルド・ダ・ヴィンチがモナリザをモデルにしてかいた「モナリザ」の絵が有名だよね。あれは表情(ひょうじょう)をやわらかくするために、お笑いタレントをよびおもしろい芸をさせて、それを見たモナリザがちょっとほほえんだところを絵にかいたということだよ。