みなさんは「古代米(こだいまい)」というお米を知っていますか?今、わたしたちが食べているお米は育てやすいように品種改良(ひんしゅかいりょう)されていますが、古代米は昔のままの性質(せいしつ)のお米です。
 伊那小学校(いなしょうがっこう)の6年冬組は、伊那地方(いなちほう)で昔から作られていた「白毛(しらけ)もち米」という古代米を育成中です。5年生の時はもらった苗(なえ)を育てましたが、その時に収(しゅう)かくしたもみをもとに、今年は発芽・苗作(なえづく)りから自分たちの手で取り組んでいます。
 6年冬組は修学旅行(しゅうがくりょこう)で静岡県(しずおかけん)にある登呂遺跡(とろいせき)をたずね、白毛もち米と遺跡(いせき)で見つかった古代米が同じ種類だと大学の先生に教えていただきました。昨年育てながら、背(せ)が高く倒(たお)れやすいので作りにくいこと、そのために作る人がどんどん減(へ)り、絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)にあったことを知りました。
 白毛もち米で作ったもちは、なめらかであま味が強く、とても粘(ねば)りがあります。このおいしいお米を守りたい、もっと多くの人々に知ってもらいたいという願いをもって、今年もがんばっています。